平成22年8月 第6回第一中学校・第五中学校統合準備委員会開催
■第一中学校・第五中学校統合準備委員会の活動が再開されました。
校名方針の関連で一時中断していた統合準備委員会各部会の活動が再開され、7月26日、泉学区コミュニティ防災センターで第6回目の全体会が開催されました。
会議では、最初進行役を務めた梁瀬会長から、「残すところ8カ月、もう時間が許されない時期。いずれ結論は出さなければならない。どういう子どもに育って欲しいのか、育ててゆくべきかということがより大きな課題。そのためにどうあるべきか、意見をすり合わせながら子どもたちの幸せのために頑張って行こう。」とあいさつがあり、新しい4名の委員が紹介されました。その後、校名の方針決定の遅れについて髙橋修教育委員長からお詫びのことばがあり、石川翼久教育長から改めて教育委員会における校名検討経緯の説明が行われました。
今回は、統合準備委員会委員に対して再度の説明ですが、校名方針に関する議論の経過説明は重要な案件であることから、5人の教育委員全員が会議に出席しました。
■教育委員長あいさつ
(髙橋修教育委員長)
教育委員会を代表して一言ごあいさつ申し上げたいと思います。大変厳しい暑さが連日続いていますが、準備委員会の皆様には、仕事で大変お疲れのところこのようにお集まりいただき、ほんとうにありがとうございます。5人の委員が今日参加させていただいておりますが、どうぞ宜しくお願い申し上げたいと思います。
とりわけ梁瀬会長はじめ統合準備委員会の皆様方には、これまで各部会において大変教育環境を整えて、そして適正規模での学校の活力を維持してその教育効果を高めていくために必要な統合だというところで思いを同じくしたところです。皆様には、これまで様々な課題につきまして議論をいただいてきました。一定の成果を上げるなど、統合に向けた準備を進めていただいていたこのことに対しては心から感謝申し上げる次第です。
さて、統合校の校名についての問題でございますが、新中学校の校名につきましては教育委員会の方針決定の遅れや、あるいは地域の皆様方に対する配慮に欠けたことなどから、特に手続きに関わりましてご指摘をいただいてきたところでございますが、大変地域の皆様にご心配をおかけしたことに対しまして、教育委員会を代表して改めて心からお詫びを申し上げたいと思います。のちほど教育委員会の方針決定に至るまでの議論の経過につきましては、改めて教育長から話をさせていただきますが、私ども教育委員はこれまでの経過を慎重に検討させていただきながら、各自意思決定に至るまで悩みながら、最終的には全市的な視野で結論を導き出したというふうに言えるかと思います。そのことにつきまして、本日は率直に話をさせていただきまして、ご理解をいただけるよう努めて参りたいというふうに思っているところでございます。先程も申し上げましたけれども、良い学校をつくろうという思いは本当に皆様と一致しております。これも統合準備委員会の各部会から残された課題について、検討をさらに進めていただくことになっておりますけれども、皆様方から今後予想されることにつきまして、地域の皆様の意見や要望をさらにお聞かせいただければというふうに思っているところでもございます。教育委員会といたしましては、来年4月に開校する統合中学校が準備良く整い、そして生徒がいきいきと勉強や部活動などに取り組める学校となるように、今後につきましては全力を挙げて取り組んで参りたいと思っています。どうか皆様方にもご理解とご協力を賜りますようにお願い申しあげまして、粗辞ながらあいさつとさせていただきます。なお、内容につきまして7月7日に行われましたPTAの代表者の皆様方とのごあいさつと重複するところがございますが、趣旨によりご容赦をお願いしたいと思っています。ありがとうございました。
■校名方針決定に至るまでの議論経過について
(石川翼久教育長)
それでは、私の方から少し時間をいただいてご説明させていただきたいと思います。この4月6日に教育委員会で校名方針を決定して、それから3カ月余りも過ぎました。この間、準備委員会の皆様にはいろんな不安や教育委員会に対するいろんな思いがあったというふうに思っています。皆様に配布した資料の3頁に4月6日決定以来の経過を書かせていただきました。こうした説明会の中で、皆様の中からまた地域の方々から、なぜ光ケ丘でだめなのか、中には各委員の出身中学校はどこなのかというようなところまで不信に思われたというようなご意見も出てきましたし、十数回説明会をさせていただいた中には、本当に厳しいまた私たちが重く受け止めなければならないご発言等もありました。その中で一番分からないのが教育委員会の議論、その内容はどうなのだということでありました。皆様が資料としてお持ちの4月6日の教育委員会の会議録だけでは分からない。協議会というのは議事録をとっているわけではありませんので、その説明もなかなか難しかった訳ですが、是非丁寧にきちんと説明して欲しいという強い要望がありました。自分の記憶をたどりながら概略をお話しさせていただきたいというふうに思っております。
20年の7月に準備委員会が立ちあがってから2年が経ちました。準備委員会の皆さん、お忙しい時間を割いて何度も会議を開いていただきまして、校名についてご協議いただきましたことに改めて感謝申し上げたいと思います。まず、一中・五中の統合校の校名につきましては、初めてナンバースクール同士の統合というケースでした。そういうことにもかかわらず、教育委員会から明確な指示ということが無いまま、結果的には総務部会で一と五という校名は外すということから議論が始まりました。一方では、当初から教育委員会としての方針を示すべきだというご意見もありました。ただ、それにきちんと答える考えを教育委員会で合意形成しておりませんでした。結局、後出しジャンケンという言葉が出てきましたが、そういうことで強く非難された要因だったというふうにも思います。
準備委員会の検討状況にちょっと触れてみたいのですか、20年12月の総務部会で、子ども達のアンケートをもとに協議を重ねてくださいました。西陵中という案もありましたが、光ケ丘中という部会案を決めていただきました。しかしながら、準備委員の中にもナンバーへの強い思いの方がいて、21年の2月に準備委員会に提案した後は、なかなか光ケ丘ということとナンバーを外したことへの議論があったりで、話し合いが進まない状況にありました。教育委員会がそこでリーダーシップをとれなかったことが問題解決を難しくしていったというふうに深く反省をしております。教育委員協議会での議論についてこれからお話しますが、私の記憶で定かでないところもありますので、ここに教育委員もおりますので、補足をしていただいたり、また皆様との意見交換の中で確認をしていってほしいなと思います。
準備委員会の状況とほぼ並行して、21年1月頃から、教育委員会では個別に又は協議会で校名についての協議を始めております。その中では準備委員会の議論を大事にしたい、またナンバーはなぜだめなのかとか、校名に対する教育委員会の哲学があるのか、そういう議論が必要ではないか、または校名も勿論大事だけれども学校の中身をこれからどうするか重点的に話し合うことも必要ではないかなど、この5人の中でもいろんな考え方・意見がありました。そういう中で意見の集約が出来ない状態があったので、適切なリードやアドバイスが出来なかったということがありました。準備委員会での話し合いは、膠着と言って宜しいのでしょうか。語弊があるかもしれないのでお許しください。その打開に向けて教委事務局案として、21年6月総務部会と代表者の会議や、10月には正副部会長さんに校名選定の別の組織ができないかということを内々に提案もいたしましたが、準備委員会の規約に従ってきちんと進めることが筋だろうということで別の組織をつくろうかというふうに私達が提案させていただいたことは受け入れてもらえなかった。しかし、それはルールに沿えば当然のことであり、事務局として考えが浅かったかもしれません。教育委員会では、21年12月以降集中的に協議を重ねました。今年の1月にはナンバースクールのある他市の全国的な傾向などを調査して話し合いました。1月28日には、皆様から中町庁舎においでいただいて、準備委員会正副部会長と教育委員との意見交換を行いました。その会の中では、議論はもう必要ない時期だし教育委員会がきちんと判断を下すべきだろうとのお話でありました。確かにその通りで、これを受けて教育委員会としても早急に判断をすべきだということを確認し合ったところでありました。
私達教育委員は、準備委員会の検討経過は重要というふうな認識の上で、いろいろ議論を重ねてきましたが、おおよそ次のようにまとめていきました。まず1つは11月25日の準備委員会での採決でありました。これもいろんな議論の中で、16対13という結果ではありました。当時45名の委員と思いましたが、梁瀬会長を入れて30人の出席の中で、会長は入らず16対13という形で光ケ丘というふうになった。その多数決の評価ということを私達も考えたが、今回は全会一致にならずに、そしてすんなり決まったという訳でもなく、それぞれにどこか心に不満があったということも踏まえまして、教育委員会では当該学区だけではなく、酒田市民が納得するような議論をしていこうということを考えて議論してまいりました。それから2月には断続的に教育委員会協議会で、全国的なナンバースクールの由来・歴史的経過などを含めて議論を重ねて行く中で、丁度この頃からナンバースクールということが具体的に出てきて、そういう話の方に少しずつ傾いていったかなというふうに捉えております。教育長というのはかなり発言が重要なところもあります。今まで重ねてきた教育委員会協議会の中で、私はかなり強く意見を述べたところがあります。それはどういうことかと言うと、鳥海中・八幡中、一中・五中の校名への思いの違いかなというふうに捉えました。いろいろ説明会の中でも言われましたが、外せと言ったではないかとか、こだわらずに、とかといういろんな言葉が出てきましたけれども、確かにあのときは明確にどうしてくださいということは言いませんでしたが、鳥海・八幡は、名前を両方外すということではなくて結果的に鳥海八幡とくっついた校名になりました。一方、一中・五中はどうかというと、一と五は外すというふうになりました。鳥海・八幡と一中・五中のこの違いはどこからくるのだろうと思いました。そこで私は、旧町や公民館地区では、地名や町名をつけるということがずっと歴史的な背景ではなかったか、また一つの学校文化・地域文化ではなかったのだろうか。もちろん鳥海・八幡の時もナンバーということが出ました。七中という言葉は出たのですが、ほとんどそれは議論にならずに、そして準備委員会で決める時は、比較的落ち着いた雰囲気の中で、全会一致で鳥海八幡にしようということになりました。それがこの準備委員会で一中・五中になると、ナンバーにこだわる、こだわらない。それでは纏まらないから意識的には外そうとするのか。これだけ校名にこだわるというのは、先程の旧町とはまた違って、旧市内ではナンバーへの強い思い入れ、そして歴史的な背景・文化があるからではないかということを私は述べさせてもらいました。そして、3月の協議会では、今後の酒田市の中学校の校名のあり方として、10年20年後も想定して、歴史的な経過やそれぞれの地域の文化も踏まえて、旧市内の中学校の校名はナンバーを残した方が全市的な校名のあり方として適当であるという結論に至ったのであります。もちろん、準備委員会と異なる方針でありますので、その影響の大きさについても議論しました。委員長からもありましたように、とにかく準備委員会がいろんなところでご苦労し、その核になった校名については総務部会の皆さんのご苦労は並大抵でなかったはずです。物理的な苦労ばかりでなくて心の問題、気持ちの問題でありました。そういう辛いことを乗り越えて、一応は光ケ丘ということにまとめてくださった。それとは違う方向をこの時期になって出さなくてはいけなかったという、そういう思いも教育委員会にありました。大変苦悩した訳ですけれども、教育委員会としては、前からナンバースクール同士の学校の統合はナンバーをつけるという方向、このことをこれから皆さんに説明して、なかなかご理解は難しいにしても、丁寧に説明していこうということで議論させていただきまして、十数回の話し合いを持たせていただきました。
委員長からもありましたように、これからどういうふうな校名になるか、教育委員会としてはこの方針でいくと決めた訳ですけれども、とにかく統合してから皆良かったなと、校名のことではぶつかり合いもしたけれども、結果的にはいい学校が出来るようにと。そういうことで皆さんに説明もして欲しいということが教育委員会での付帯決議でもありました。そんなことを踏まえて、事務局が皆さんにお邪魔しながら説明して今日に至ったところです。なかなか、まだストンと落ちない部分もたくさんあるかと思います。先ほど申しましたように、私の考えがすこし独断的なところもひょっとしたらあるかも知れません。補足をしたり、準備委員の皆さんから確認をしていただきながら議論が深まっていっていただければ有難いと思います。
以上、経過の概略について、ご説明させていただきました。
■一中・五中学区での校名に関する説明会、話し合いの開催状況
4/14 統合準備委員会総務部会(琢成コミセン)
4/22 統合準備委員会(松陵コミセン)
4/23 統合準備委員会(文化センター)
4/24 西荒瀬小PTA(西荒瀬小)
5/ 6 西荒瀬小PTA・学区住民(西荒瀬コミセン)
5/11 一中PTA(一中図書室)
5/13 五中PTA(五中図書室)
5/24 泉小PTA・学区住民(泉コミセン)
5/25 松陵小PTA・学区住民(松陵コミセン)
5/29 琢成小PTA・学区住民(琢成コミセン)
6/17 一・五中学区小中PTA会長(中町庁舎)
7/ 7 一・五中学区小中PTA役員(文化センター)
7/26 統合準備委員会(泉コミセン)
8/12 五中PTA(五中図書室)
8/27 西荒瀬小PTA(西荒瀬コミセン)
■準備委員会各部会の検討状況報告概要(学区改編だよりから抜粋)
【総務部会 検討課題:校章、校歌】
6/18第8回、7/21第9回部会を開催し、校章と校歌の制作候補者について検討しました。校章制作は、一中・五中と関係が深くデザイン面で期待できる方3名、校歌制作は、現在のすばらしい校歌を変えるにふさわしい専門的な力量を持ち、本市小中学校の校歌を制作したことのない方3名を候補者として選考しました。
今後、学校、事務局、準備委正副会長、総務部会長で協議しながら引き受けの可否の確認を行い、次回部会で最終選定の上、第7回準備委員会に提案する予定です。
以上、校章・校歌を新しくすることについて会議に諮り、了承されました。
【制服部会 検討課題:制服、体育着】
昨年中にサンプルの絞り込みを済ませ、アンケートを行うことになっていた制服について、6/10第7回部会でアンケート案・展示スケジュールの検討を行い、6/21~7/26まで松陵小、西荒瀬コミセン、泉小、港南小、琢成小に展示し、4~6年生の児童保護者を対象にアンケートを実施しました。
今後、集約の結果を参考に、8/5の部会で男女各1点に絞り込みます。体育着については、現在両校に関わっている4業者にサンプルの提案依頼をしており、委員とオブザーバーで男女共通体育着1点に絞り込みを行う予定です。選定結果については、第7回全体会で現物をもって提案、承認を得たいと考えています。制服・運動着とも来年度の統合校の新入生から順次着用することになっています。
【PTA部会 検討課題:PTAの組織運営等】
これまで、会則や統合時の持寄り金等については、既に決定しています。
今後は、PTA会費・専門部等の活動内容・初年度総会までの役員体制等について、各校PTA専門部・学校で調整・検討を重ねていきます。また、昨年同様両校生活部の合同事業、7/27には1年生のPTA合同レクを行うことが決まっています。2年生や他の専門部も今後すり合わせを行います。
【教育後援会部会 検討課題:教育後援会の組織運営等】
これまで5回部会を開き、規約や組織構成、会費等について決定しています。そのほか、五中で行っていた賛助金の依頼は行わないこと、新役員が承認されるまで旧役員がつなぐこと等を決定しています。
統合校では、これまでの五中でいただいていたような賛助金が無くなることを念頭に、PTA会費等を調整していただきたいと思っています。
【同窓会部会 検討課題:同窓会の組織運営等】
6回の部会を開催して、会則、組織構成や会計処理の方法等については、既に決定しています。
五中の理事について今年度中に選任すること、統合同窓会の新役員の選任について現在の正副会長に一任していただきたいことをそれぞれ一中同窓会理事会(8/6)、五中同窓会総会(10/23)に諮りたいと考えています。一中は会計年度を3/31に延長の上決算し、五中の決算とあわせて新同窓会の理事会又は総会で承認を得る方向で進めたいと考えています。
【学校部会 検討課題:教育課程、学校行事等】
◇今年度学校部会-5/10、7/14、7/28(拡大部会)、8/10(合同職員会議:統合中の教育目標、部活動、経営概要検討、学級編成等について)
◇交流事業-1学年クロマツ林を守るボランティア活動(6/14)、2学年合同修学旅行(2/8~2/10)、1・2学年合同レク(10/7)、新入生保護者説明会(12/1)、新入生見学会(歓迎会)(12/1)、地区新人戦に向けた男子バスケットボール部合同練習(4回実施)、民生児童委員会(2/18)
◇統合中通学方法-通学方法の指定(徒歩・自転車・スクールバス)については、教育委員会と協議します。
(スクールバス運行については、PTA・地域代表と市教委の会議1回目を8/2実施しました。
教育委員会と学校で調整の上9月に2回目を行い、その後の状況により拡大してPTA・地域で説明会を行なう予定です。)
◇離任式(午前)・閉校式(午後) 五中-3/19(土)、一中-3/20(日)
◇統合中学校開校式を4/3(日)に行いたいと考えています。
◇一中管理棟への引越-2/中・下旬 ◇五中引越-3/24・25頃に予定しています。
■新校舎改築・改修工事の状況についての説明概要
・新しい教室棟は、5月末に完成しました。引越しも終わり、授業を行っています。
・既存の教室棟は、現在解体工事中ですが、完了後12月末まで体育館と新教室棟の渡り廊下を整備します。
・改修予定の既存管理棟は発注が済み、3月上旬までには完成の予定です。
・駐車場・駐輪場は、3月末に完成予定です。テニスコートは、来年度6月までに完成予定です。

■松陵小西側道路拡幅工事についての説明概要

■松陵小西側道路拡幅工事についての説明概要
・初めに、松陵学区学童保育所を現松陵小駐車場西側に移転改築します。(工期:8月~12月)
・松陵小前の信号機から、はまなし学園手前まで道路拡幅工事を行い、車道(幅6m)、歩道(幅2.5m)を整備します。(工期:9月~3月)
・歩道は、建築物等の事情によりはまなし学園までとなりますが、それにつなげて学園脇から一中と松陵小のグラウンドの境界を通って一中校舎敷地まで、幅2mの通学用通路を整備します。
・旧学童保育所は引越後解体し、統合校スクールバスの乗降場所として整備します。


