平成22年9月 第一中学校・第五中学校の統合校の名称は「酒田市立第一中学校」に決定
■一中・五中の統合校は、新「酒田市立第一中学校」として開校することが決まりました 。
第一中学校・第五中学校区の皆様、関係の皆様に大変なご迷惑とご心配をお掛けしております統合校の校名について、「酒田市立第一中学校」とすることが、9月定例市議会で可決されました。このことにより、これまでの第一中学校・第五中学校はどちらも今年度をもって閉校、来年4月に新しい「第一中学校」として開校し、新たな歴史を刻んで行くことになります。
教育委員会では、校名方針を決定した4月以降、地域や保護者の皆様に方針についての説明をさせていただき、ご理解をお願いしてまいりました。8月31日の統合準備委員会では、教育委員会の責任において校名を一中として進めさせていただきたいというお願いを申し上げ、一任をいただきました。教育委員会は、こうしたことを受けて、9月市議会の途中に校名を定める議案を提案したものです。
以下、統合準備委員会の概要及び市議会の状況を報告いたします。
◆8/31第7回統合準備委員会(委員42名中34名参加、傍聴者6名、教育委員4名出席)の状況
【教育長趣旨説明】 各部会で精力的に準備を進めて来られたのに、教育委員会の不手際から校名の問題で大きな混乱と不信感を与えてしまったことをお詫びします。各地区において手順の間違いをお詫びしながら協議内容の経緯を説明してきましたが、なかなか理解まで至らず、改めて教育委員会のスタンス、進め方に問題を残してきたことは申し開きができないことと反省しています。統合の大義は生徒達の教育環境の改善、良い学校をつくることにあります。市民の中、議会でも賛否が分かれている中で、議会で校名を決めるにあたり、対決の状態はだれにもいい結果にならないと思います。まして生徒達に良い影響を与えるはずがありません。できれば、新中学校の将来を期待して議会全会一致で「一中」となればと、心から願っているのが私の心境です。 「光ケ丘」でなく、「一中」とした責任はすべて教育委員会にあります。責任の大きさを痛感しながら、生徒のみならず保護者、地域の方々、そして酒田市の誇れる新しい第一中学校をつくってまいるつもりです。この会で積極的に賛成との意思表示は難しくとも「教育委員会の責任をもって進めろ。」とのまとめをいただければ、皆さんのお気持ちを議会に伝え、ご高配いただけるよう教育委員会一致して努力してまいります。ご賢察のほど、宜しくお願いいたします。 【梁瀬会長進行のもと、意見交換が行われました。以下、主な意見。】 ・統合して子ども達が生活していく上で支障が出ることが一番困る。教育委員会の責任のもとに進めていただくのが準備委員会としてもいいのではないか。 ・決断すべき時期が非常に迫っている。校歌・校章をどうするかも我々の責任だ。大人としてはきちっと進め方の結論を出すべき時期だ。 ・新しい学校をつくり新しい歴史をつくると学区改編だよりに載っているし、一中も五中も使わないと教育委員会の事務局が言った事実もある。それを教育委員がしっかりと理解した上で一中としたのか疑問。一中も五中も使わないと言われた地域の人たちにとっては納得できる問題ではない。 ・流れのプロセスが適切ではなかったが、我々は受けざるを得ないと思っている。校名の決定権は無いが、1年8カ月もかけて検討した中身を汲んでもらいたかった。教育委員がリーダーシップをとって、取り違えないでもらえばこういう問題は起きなかった。残念だ。 ・五中説明会で、前より丁寧に説明してもらったが、理解できないと申し上げた。4月以降、もう私達の手が届かなくなってからどうですかと言われた。プロセスが違うのはその辺だ。 ・混迷の原因は進め方、準備委員会に対する丁寧な説明、リーダーシップ的な引っ張っていく思いが私達に伝わらなかったことが最大の原因。何が一番重いということを考えながらも、やはり進めていただくしかない。 ・時間があるなら別だが、PTA・同窓会・後援会などそれぞれの立場で今やらなければならない事を粛々と進めて行く方が大事ではないか。 ・対等統合と言いながらも、吸収統合という印象を子ども達に与えるというのは非常にマイナス。弊害を防いでいくこともしっかりと検討していかなければならないはずだ。 ・子ども達が新しい時代に向かって行く。活き活きとすばらしい強い気持ちになって向かって行く。そういう子ども達になって欲しいという思いを込めて我々は応援していかなければならない。統合したら終わりという訳ではなくて、それをさらに進めて行くためには残された時間の中で課題提起はできる。お互いに地域に住む人間として、思いは皆さん同じだ。 【会長】私達は子ども達に支援をし、頑張ってもらいたいと期待を込めていきたい。教育委員会からは力を込めて支援していただきたい。これを賛成とか反対とか決議する場ではないと思うので、そうした気持ちをもって支援していただきたいということで、この会を閉じさせていただいてよろしいか。 (拍手) ・支援をいただきたいということは、教育委員会の方に一任するということであり、同意を得たということで良いのか。 【会長】そういうことで、ご理解をいただければありがたいということで、よろしいか。 (拍手) |
◆市議会への「学校設置条例」一部改正案の上程について
統合準備委員会では、まだ納得できないという委員もおられましたが、上記のとおり総意としては教育委員会が責任を持って進めることについて同意していただくことが出来たことから、このことを市議会に報告させていただきました。しかし、議案の上程はさらに説明の時間を要するとの理由から14日に延期し、その間一中・五中学区の自治会長の皆様への説明会を行い、「戻ることのないように進めてほしい。」とのご意見も頂戴いたしました。
校名を「酒田市立第一中学校」と定める条例の一部改正案についての議員質疑に対して、改めて「全市的な校名のあり方として、歴史的経緯を踏まえて市街地の中学校は番号を残すことにしたこと」「校名決定の遅れは、校歌・校章・校旗等の制作時間を考えた場合、スケジュール的に難しくなること」「今回の統合は、両校を閉校して新設の「第一中学校」をつくること」「対等な立場での統合は地域説明から一貫して変わっていないこと」「地域や議会に迷惑・心配をかけた責任は教育委員会にあること」「これまで以上に活力溢れる良い学校をつくり、生徒が元気に学習活動出来るよう支援することが責務を全うすることであること」等々の答弁をさせていただきました。その後の採決の結果、全会一致(2議員退席)で可決されました。
市議会では合わせて、唐突な校名方針の示し方、地域や保護者に対する説明内容に整合性が無いことが混乱を招いたことは遺憾であるとして、「開校までしっかり地域と話し合い、地域の不安や不満を増長させることがないよう統合準備を進めることを要請する」付帯決議も可決されました。
なお、この条例案が可決されたことに伴い、校名方針の白紙撤回等を求めていた請願については、「みなし不採択」となりました。
◆今後の協議について
10月7日に、第8回統合準備委員会が開催されます。その中では、教育委員会から校名決定の報告、総務部会で協議している校歌・校章制作候補者との交渉状況の報告、制服部会の制服・体育着の提案、及び各部会の今後の課題検討が予定されています。
通学関係について、特に通学路・スクールバスの運行については、引き続き学校や地域保護者代表との調整を行い、保護者説明会につなげていきたいと考えています。
