○酒田市ＵＩＪターン人材バンク設置要綱
(平成30年4月1日告示第275号)
改正
令和5年3月27日告示第156号
令和6年3月1日告示第95号
(趣旨)
第1条　この告示は、本市への移住希望者の雇用機会の拡大を図ることにより本市への移住・定住を促進することを目的として、職業安定法(昭和22年法律第141号。以下「法」という。)第29条第1項の規定に基づき、本市が行う無料の職業紹介事業(以下「職業紹介事業」という。)の実施に関して必要な事項を定めるものとする。
(名称及び位置)
第2条　前条の職業紹介事業を実施する無料職業紹介所(以下「紹介所」という。)の名称及び位置は、次のとおりとする。
(1)　名称　酒田市ＵＩＪターン人材バンク
(2)　位置　酒田市本町二丁目2番45号
(事業の内容)
第3条　職業紹介事業の内容は、次に掲げるとおりとする。
(1)　求職者に対する職業の紹介及び求人者に対する求職者の紹介に関すること。
(2)　求人情報の収集に関すること。
(3)　その他市長が必要と認める業務
(求人及び求職者の範囲)
第4条　紹介所の求人及び求職者の範囲等は、次のとおりとする。
(1)　求人　庄内地域を就業場所とする求人
(2)　求職者　市外から本市に転入し、庄内地域での就業を希望する求職者
(求人)
第5条　紹介所は、求人の申込みがあったときは、次の各号のいずれかに該当する場合を除き、全て受理しなければならない。
(1)　前条に規定する求人及び求職者の範囲外のとき。
(2)　申込みの内容が法令に違反するとき。
(3)　申込みの内容である賃金、労働時間その他の雇用条件が、通常の雇用条件と比べて著しく不適当であると認めるとき。
(4)　求人者が雇用条件等を明示しないとき。
(5)　労働に関する法律の規定であって政令で定めるものの違反に関し、法令に基づく処分、公表その他の措置が講じられた者(厚生労働省令で定める場合に限る。)からの求人
(6)　次に掲げるいずれかの者からの求人
ア　暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第6号に規定する暴力団員（以下この号において「暴力団員」という。）
イ　法人であって、その役員(業務を執行する社員、取締役、執行役又はこれらに準ずる者をいい、相談役、顧問その他いかなる名称を有する者であるかを問わず、法人に対し業務を執行する社員、取締役、執行役又はこれらに準ずる者と同等以上の支配力を有するものと認められる者を含む。)のうちに暴力団員があるもの
ウ　暴力団員がその事業活動を支配する者
(7)　正当な理由なく法第5条の6第2項の規定による求めに応じない者からの求人
(求人の申込み)
第6条　紹介所で求人を行う者は、酒田市ＵＩＪターン人材バンク求人申込書(様式第1号)を紹介所に提出しなければならない。
(求職)
第7条　紹介所は、求職の申込みがあったときは、次の各号のいずれかに該当する場合を除き、全て受理しなければならない。
(1)　第4条に規定する求人及び求職者の範囲外のとき。
(2)　申込みの内容が法令に違反するとき。
(求職の申込み)
第8条　紹介所で求職を行う者は、酒田市ＵＩＪターン人材バンク求職申込書(様式第2号)を紹介所に提出しなければならない。
(就労の機会の提供)
第9条　求職者に対する就労の機会の提供に際しては、法第2条に規定される職業選択の自由の趣旨を踏まえ、法第5条の7の規定に基づき、求職者の能力に適合する就労の機会の提供に努め、求人者に対しては、その雇用条件に適合する求職者を紹介するよう努めるものとする。
(職業紹介の紹介状等)
第10条　求職者を求人者に紹介するときは、求職者に対して紹介状を交付するものとする。
(報告)
第11条　求人者及び求職者は、雇用関係の成否にかかわらず、紹介所に職業紹介の結果を報告するものとする。
(労働争議中の取扱い)
第12条　同盟罷業又は作業所閉鎖により労働争議中の事業主に対しては、求職者を紹介しないものとする。
(個人情報の適正な取扱い)
第13条　職業紹介事業を行うに当たり、求職者又は求人者から知り得た個人情報は、法第5条の5及び第51条の2の規定、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)に基づき、適正に取り扱わなければならない。
(その他)
第14条　この告示に定めるもののほか、この告示の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。
附　則
この告示は、平成30年4月1日から施行する。