酒田ばやし保存会活動費補助金交付要綱

○酒田ばやし保存会活動費補助金交付要綱

(令和3年3月24日告示第157号)

第1条　この告示は、本市の伝統的な郷土芸能である酒田ばやしの保存及び市内まつり事業の活性化等を図ることを目的に活動行う酒田ばやし保存会に対して、酒田ばやし保存会活動費補助金(以下「補助金」という。)を交付することに関し、酒田市補助金等交付規則(平成17年規則第53号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(補助対象活動)

第2条　補助金の交付対象となる活動(以下「補助対象活動」という。)は、次に掲げるもののほか、市長が特に必要と認める活動とする。

活動区分	活動内容
酒田ばやしの保存に関する活動	酒田ばやしの練習や指導など、酒田ばやしを伝承していくために必要な活動
まつり行事への参加に関する活動	市内の祭り行事である酒田まつり、酒田港まつりなどの他、酒田市が交流を行っている他団体の祭りに参加し、酒田ばやしを披露して祭りを盛り上げる活動
友誼団体等との交流に関する活動	友誼団体等との交流会において酒田ばやしを披露し、友好的な交流を図る活動

(補助対象経費及び補助金の額)

第3条　補助金の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は、補助対象活動を行うために必要な経費とする。ただし、次の各号のいずれかに該当する経費及びこれらに類する経費は補助対象経費としないものとする。

(1)　食糧費

(2)　備品購入費

(3)　負担金

(4)　積立金

2　補助金の額は、補助対象経費の2分の1以内に相当する額とし、予算の範囲内で市長が決定する。ただし、1,000円未満の端数は切り捨てるものとする。

(交付の申請)

第4条　酒田ばやし保存会は、補助金の交付を申請するときは規則第3条に規定する補助金等交付申請書に次に掲げる書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(1)　事業計画書

(2)　収支予算書

(3)　前2号に掲げるもののほか、市長が必要とする書類

(交付の決定)

第5条　市長は、前条の規定による申請があったときは、その内容を審査し、補助金の交付の可否を決定し、規則第4条に規定する補助金等交付決定通知書により、申請者にその旨を通知するものとする。

第6条　酒田ばやし保存会は、補助金交付の対象となった事業が完了したときは、速やかに規則第13条に規定する補助事業等実績報告書に次に掲げる書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(1)　収支決算書

(2)　前号に掲げるもののほか、市長が必要と認める書類

(交付決定の取消し)

第7条　市長は、酒田ばやし保存会が偽りその他不正の手段により補助金の交付決定を受けたときは、補助金の交付決定の全部又は一部を取消すことができる。

(補助金の返還)

第8条　市長は、前条により補助金の交付決定を取消した場合において当該取消しに係る部分に関し既に補助金が交付されているときは、期限を定めてその返還を命ずるものとする。

第9条　この告示に定めるもののほか、この告示の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。

この告示は、令和3年4月1日から施行する。