更新日:2021年3月10日
鉛製給水管は、錆が発生せず加工が容易であることから、古くから全国的に使用されており、本市でも昭和57年まで使用されていました。
しかし、ごく微量ですが鉛が溶け出す可能性があり、蓄積していくと健康への影響が懸念されることから、酒田市上下水道部では、全国に先駆けて平成14年までに公道部分の鉛製給水管は解消済みとなっています。
また、平成27年度からは、漏水防止の観点からも、お客さまの宅地内で残存しているメーター付近の鉛製給水管についても積極的な解消を図っています。
鉛製給水管を使用しているご家庭でも、管内の鉛の量は現在の水質基準を満たしているので安心して飲んでいただけますが、より安全性を高める観点から、旅行等で長時間水道を使わなかった場合や、朝一番に水道を使う場合、最初の水をバケツ1杯程度(約5リットル)、飲料水以外の用途にお使いになることをお勧めします。