■山形県酒田火災復興建設事務所 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体制づくり 大火直後の11月18日、酒田市臨時市議会は、大火復興の区画整理事業を、 「事業内容が膨大で、緊急を要し、財政面で酒田市の能力を越えるものがある」 という主な理由で、県による施行の要望書を満場一致で可決した。吹雪の中で整地作業
公用地(道路・公園)のための個人の土地提供(減歩)と買収の推移 この事業を成功させるには多くの課題があったが、罹災者の減歩を13%に 抑えることが是非必要であった。 被災地の用地買収は事業遂行の鍵を握るものであり、 各部より臨時編成された約20名の用地班は、市開発公社を中心として 16,400m2の用地買収を12月中旬に完了という 目標に向かって土地提供者を訪れた。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■仮換地の指定<復興土地区画整理事業> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
審議委員の選挙
土地区画整理審議会の目的は、土地区画整理事業を民主的に、 また権利者の意見を直接反映するために設置される施工者(山形県)の 補助機関である。仮換地原案の発表 審議会の審議をへて、仮換地原案の図面が3月4日、住宅街の新井田町から 供覧された。宅地の全部が道路に面するように整然と区画され、 宅地位置、面積、減歩率が一目でわかるようになっていた。 以来3月7日までに各地区の供覧が実施され地権者847名に新しい宅地が 原案として示された。仮換地の指定 6月9日に開かれた第8回審議会で「第1回仮換地」を慎重な討議のうえ、 全員一致で了承した。県ではこれを受け、6月10日付で各戸毎に 指定通知を発送し、2週間後に仮換地の指定と、土地を使用して住宅を建てる 「使用収益の開始」を同時に発効させた。 |