○酒田市やさしいまちづくり除雪援助事業実施要綱
(令和4年7月28日告示第514号)
改正
令和5年9月1日告示第636号
令和6年9月30日告示第622号
酒田市やさしいまちづくり除雪等援助事業実施要綱(平成17年告示第111号)の全部を改正する。
(目的)
第1条　この告示は、除雪の援助を必要とする世帯に対する地域ぐるみの自発的な除雪を行う者(以下「除雪協力者」という。)の活動を励行し、また、市が除雪援助を行う者(除雪協力者を除く。以下「除雪援助員」という。)を派遣することにより、当該世帯の冬期間の安全と安心を確保し、地域福祉の増進とやさしいまちづくりの達成を図ることを目的とする。
(対象世帯)
第2条　この告示において対象となる世帯(以下「対象世帯」という。)は、市内に住所を有するもののうち、在宅の高齢者単身世帯、高齢者夫婦世帯、身体障がい者世帯その他援助が必要と認められる世帯で、虚弱、病弱等の理由により自ら除雪を行うことが困難で、かつ、親類縁者等による除雪も期待できない世帯とする。
(事業内容)
第3条　この事業は、対象世帯の住居の出入口から公道までの間その他の生活通路の確保に必要な箇所の除雪を行うものとする。
2　前項の除雪は、おおむね除雪車出動程度の降雪量があったとき又は除雪を行わないことが当該世帯にとって著しい不利益をもたらすことが予想されたときに行うものとする。
(対象世帯及び除雪協力者の把握等)
第4条　民生委員は、担当地区における対象世帯及び除雪協力者を把握し、市長にやさしいまちづくり除雪援助事業利用登録(変更･廃止)申請書(様式第1号)を提出するものとする。ただし、除雪協力者がいない場合は、これを除いて申請することができる。
(除雪協力者の登録申請)
第5条　前条の規定にかかわらず、除雪協力者として活動することを希望する個人又は団体は、市長にやさしいまちづくり除雪援助事業除雪協力登録申請書(様式第2号)を提出するものとする。
(対象世帯及び除雪協力者の登録及び決定通知)
第6条　市長は、第4条の申請を受けたときは、速やかに調査及び審査を行い、対象世帯及び当該世帯の除雪協力者を登録するものとする。
2　前項の場合において、第4条ただし書に該当する場合は、前条により申請したもののうちから対象世帯の除雪協力者を登録するものとする。
3　市長は、前2項の登録を行った場合、対象世帯にはやさしいまちづくり除雪援助事業利用登録決定通知書(様式第3号)により、除雪協力者にはやさしいまちづくり除雪援助事業除雪協力者登録通知書(様式第4号)により通知するものとする。
(除雪援助員の派遣)
第7条　前条第2項の場合において、対象世帯の除雪協力者を登録することができないときは、対象世帯の同意のもと委託事業者に除雪援助員の派遣を依頼することができるものとする。
2　除雪援助員の派遣を行う場合は、当該委託事業者をやさしいまちづくり除雪援助事業利用登録決定通知書により対象世帯に通知するものとする。
(実績報告及び請求)
第8条　第6条第1項又は第2項の登録を受けた除雪等協力者は、第3条の除雪の実績について、やさしいまちづくり除雪援助事業活動実績報告書(様式第5号)により市長に実績報告を行うものとする。
(奨励金の支払)
第9条　市長は、除雪協力者から前条に定める実績の報告があった場合、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める額を奨励金として支払うものとする。
(1)　個人の除雪協力者　稼働のあった延べ回数に1,000円を乗じて得た額(奨励金の算出に当たり1日につき3,000円を上限とする。)
(2)　団体の除雪協力者　稼働のあった延べ回数に1,000円を乗じて得た額
(負担金)
第10条　市長は、第7条の派遣を行った場合、援助員1人1時間当たりの作業に対して320円又は30分以内の作業に対して160円の負担金を対象世帯から徴収するものとする。
(届出義務)
第11条　民生委員は、対象世帯についてこの事業による除雪等援助の必要がなくなったと判断したときは、やさしいまちづくり除雪援助事業利用登録(変更･廃止)申請書により報告しなければならない。
(その他)
第12条　この告示に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
附　則
この告示は、令和4年8月1日から施行する。