
Sakata City Location
酒田市の紹介 |
~ 山と海と川と肥沃な平野、豊かな自然環境に恵まれたまち ~ 酒田市は、山形県の北西部、庄内地方の北部に位置する人口約10万人の都市です。 |

~ 酒田港を中心に発展してきた歴史的文化が薫るまち ~
酒田は、古くから日本海の海上交易と最上川の舟運の要として発展してきました。開港から500年を迎えた「酒田港」は、江戸時代に米どころ庄内と天下の台所・大坂を結ぶ北前船が往来する物流の拠点として発展し、その繁栄ぶりは「西の堺、東の酒田」とも謳われました。商業活動が活発になり豪商が次々と出現。華やかで自由闊達な湊町文化が形成され、現在も上方との交流のなごりが言葉や食べ物、文化の中に残っています。

明治26年に建てられた米保管倉庫で、国指定の史跡「山居倉庫」。

かつての料亭を改装した「相馬樓」で披露される酒田舞娘の踊り。上方文化が今も息づく。

国指定史跡「旧鐙屋」。まちの礎を築いた酒田三十六人衆(廻船問屋)の繁栄を今に伝える。

京都の精進料理がルーツの郷土料理「むきそば」。令和4年度文化庁の「100年フード」に認定。
~ 豊かな風土と人が地域をつくる公益のまち ~
「本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」と謳われた酒田の豪商、本間家。その中興の祖として知られる三代当主光丘(1733年~1801年)は、数々の公共事業を通して酒田の発展に尽くしました。その偉業のひとつが、多くの私財を投じ市民らと力を合わせて行った酒田西浜への防砂林の植林事業です。飛砂の害から人々の暮らしを守っただけでなく、海岸沿いに白砂青松の美観をもたらしました。
光丘から受け継いできた「公益の心」は、本市の人々の多くに深く浸透しています。2001年(平成13年)には全国初の「公益学」を学ぶ大学として東北公益文科大学が開学しました。世代を超えて学び合い交流することで、活力あふれる「公益のまちづくり」を官民学が一体となって進めています。
