第57回を迎える酒田民俗芸能公演会「民俗芸能フェスタ」を開催します。
酒田市内はもちろん鶴岡市、遊佐町からお招きした民俗芸能団体の皆さんが伝統芸能を披露して、華やかに共演します。多彩な団体による熱意あふれる演舞が次々と披露され、その迫力と美しさを存分にお楽しみいただける内容となっております。
各団体の素晴らしい演舞をご覧いただくことで、地域に伝わる伝統芸能の魅力を皆様に再発見していただければ幸いです。
民俗芸能フェスタは、民俗芸能という文化を次世代へ伝承するための大切なイベントでもあります。皆様のお越しによって、地域の民俗芸能が更なる盛り上がりと活気あふれる場となることを願っております。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
■第57回酒田民俗芸能公演会「民俗芸能フェスタ」期日:令和8年11月22日(日曜)
開場:正午
開演:午後0時30分
酒田市民会館「希望ホール」 大ホール
入場料無料
出演酒田市民俗芸能保存会・酒田市
共催酒田市教育委員会
太鼓道場 風の会/酒田市
演目:飛翔・嵐・鼓連
和太鼓の文化継承とともに地元の発展にも取り組む団体であり、主に1609年から行われている由緒ある酒田まつりにおいて、山車行列等での酒田ばやしの披露などを行っています。
また、積極的な外部公演や、子どもたちへの練習も行い、後継者育成や和太鼓文化の保存継承にも取り組んでいます。
松山子ども狂言の会/酒田市
演目:狂言「きのこ山伏」
この団体は「松山子ども狂言の会」と称し、松山能伝承団体「松諷社」に所属し、小学生を中心に構成する団体です。
ここ松山地区で江戸時代から連綿と続いている「松山能」を知ってもらうことと、日本の民俗芸能を楽しんでいただけるような子どもを育てることを目的としています。今から38年前にこの地域の小学校で組織化され、今まで学校や地域の行事で発表してきました。
今回は、1年生から6年生までの小学生が、狂言「きのこ山伏」を演じます。お農民さんが家の中まで生えてくるキノコに困り、山伏に生えないように祈ってもらおうとしますが、それでもキノコはますます増え、最後は大きな鬼キノコまで出てきてしまいます。
子どもたちの可愛い仕草が楽しい狂言です。
吹浦田楽保存会/遊佐町
演目:吹浦田楽 花笠舞
鳥海山大物忌神社吹浦口之宮には、古来相伝の舞楽が数多くありましたが、社会情勢の変化により舞人が激減し、昭和45年に吹浦田楽の保存伝承を目的に保存会を発足し、現在にいたります。平成3年に国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択され、平成5年には山形県の無形民俗文化財に指定されました。
花笠舞は、毎年5月4日・5日に行われる鳥海山大物忌神社吹浦口之宮例大祭の奉納舞で、吹浦田楽の代表的な舞です。旧社人(坊中)16歳以上の長男、8人で舞います。舞人は、紋付き袴をはき、腰に太刀を帯き、白襷をかけ、頭に三尺三寸の円輪(竹製。紙を張り、宵祭りは桜や山吹の生花、本祭は真っ赤な造花をさし、周囲に八垂の紙垂をつける)をかぶり、楽人の笛、太鼓の拍子に合わせて、時に優雅に、時に勇壮に舞います。5月4日の宵祭りの時は、本殿脇の広庭に、四方にもちの枝を立て注連縄を張った斎庭(ゆにわ)で舞います。
加茂泊町大黒舞保存会/鶴岡市
演目:加茂泊町大黒舞
加茂泊町大黒舞は貞永元年(1232年)ころ関西方面から帆船の乗組員たちによって伝えられたといわれており、加茂の港に最初に作られた町並みである泊町に伝承されてきました。
加茂の港が商業、漁業の港として賑わっていた頃、毎年1月11日に行われる船王祭の日に、各船主の家々を回り大漁祈願、商売繁盛、海上安全、子孫繁栄などを祝って舞われてきたほか、色々な祝い事のある家々の座敷で舞われてきたものであります。
戦後の漁業の衰退とともに舞う機会がなくなっておりましたが、この舞の保存継承のため、昭和59年に「加茂泊町大黒舞保存会」が結成され、以来、地域の祝い事や各種団体の催事の折に披露してきております。
中北目神楽保存会/酒田市
演目:中北目神楽舞い
中北目に代々伝わる神楽で、慶長年間の頃から舞われていると云われております。五穀豊穣、家内安全、無病息災、子孫繁栄等を祈っての舞となっています。天狗は白装束に赤い面をつけ剣を手に柔軟な舞、水玉模様の黒幕を付けた獅子舞も活き活きしたとても勇壮な舞です。
この神楽は多くの集落に伝えられ酒田市生石神楽をはじめ、松山、平田、酒田そして余目などの27集落に及び中北目はこの源流と云われております。
上市神神代神楽御頭様保存会/酒田市
演目:四柱之神
今回上演する「四柱」のあらすじを紹介します。八重(やえ)垣(がき)姫(ひめ)が四柱(よはしら)の神達に天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を受け取るようお願いするが、断られ争いになります。そこに天地万物を司る天之見萬加主之命(あまのみまかぬしのみこと)が現れ、争いを止めるようにいさめられ、世の争いが無くなります。四柱の神達は世の中が穏やかで平和になることを祈り、独得の節に合わせて舞い踊ります。当保存会の特徴的な演目の一つです。
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