当組合管内で、ストーブ火災が多発しています。
過去5年のストーブ火災発生状況をグラフ化して表してみると、
- 「火災件数の推移」では、平成30年から令和4年までに13件ものストーブ火災が発生しています。平成30年から令和3年までは、年間1~2件で推移していましたが、令和4年は7件ものストーブ火災が発生しています。
- 「原因」は複数ありますが、薪ストーブ及びスプレー缶等で6割を占めています。
注釈1 「原因」の薪ストーブには、火の粉などがあります。
注釈2 「原因」のその他には、気化した灯油や可燃物などが含まれています。
特に、各ご家庭に多く設置されている石油ストーブ(石油ファンヒーター)及び電気ストーブ、当組合管内で火災発生件数が多い薪ストーブの注意点についてご説明いたします。
(スプレー缶等による火災はこちらのページをご覧ください。)
- 洗濯物をストーブ付近で乾かさないでください。また、近くに燃えやすいものを置かないでください。
- 外出時や寝る前は暖房器具のスイッチを切ってください。
- スプレー缶等を近くに置いたり、近くで使用しないでください。
石油ストーブ(石油ファンヒーター)及び電気ストーブの注意事項
- 給油時は必ず消火してください。
- 給油する燃料を必ず確認してください。
- 電源プラグや電源コードが傷んでいたら、使用しないでください。
- 使用しないときは電源プラグをコンセントから抜いてください。
- ストーブ内や煙突は定期的に点検を行い、こまめに掃除を行ってください。
- 長期間の使用により、薪ストーブや煙突周辺の壁や床が黒く変色していたり炭化している場合は、使用しないでください。
- 使用中、ストーブの扉は確実に閉めてください。
- 火災を早期発見するため、住宅用火災警報器の設置、維持管理(点検)を行ってください。
- 被害を最小限にとどめるため、住宅用消火器を設置してください。
上記の注意事項等を守り、安全にストーブを使用するよう心掛けてください。