変更点は大きく4つあげられます。
- 実施主体がかわります。
これまで、住民基本健診(身体計測、血液検査、尿検査、心電図検査など)は、市町村が実施してまいりましたが、4月からは各医療保険者(国民健康保険、全国健康保険協会、健康保険組合、共済組合等)にその実施が義務付けられました。 - 健診の対象者は、40歳から74歳までの健康保険の被保険者と被扶養者となります。
- 健診内容がかわります。
特定健診では、これまでの疾病の早期発見、早期治療に加え、メタボリックシンドローム(以下メタボという)及びその予備群の減少を目的としております。健診項目もそれに従って、これまでの基本健診の検査項目に、腹囲測定が追加されたほか、悪玉コレステロールとされるLDLコレステロールの検査も追加されています。 - 検査の結果、メタボの該当者・予備群であることがわかったら、病気になる前に予防するための特定保健指導が引き続き行われます。