更新日:2021年6月14日
高齢になるにつれて、筋力や心身の機能が低下していく状態をフレイル(虚弱)と言います。健康な状態と要介護状態の間のような段階で、多くの人がフレイルの段階を経て要介護状態になると考えられています。
高齢期の健康を守り、日常生活を送るための機能を保つためには、フレイルの状態にならないように予防することが大切です。
フレイルを予防するためには、「運動」と「食生活」が重要です。自宅で運動をしたりバランスのよい食生活を続けて、健康を維持していきましょう。
1.1年で体重が4~5キログラム減った
2.疲れやすくなった
3.筋力や握力が低下した
4.歩くのが遅くなった
5.身体活動量が減った
1~2項目当てはまる人はプレフレイルと言って、フレイルの前段階の状態です。
3項目以上当てはまる人はフレイルの疑いがあります。
現在、新型コロナウイルス感染症の拡大により、不要不急の外出を控えるように言われています。
自宅で過ごす時間が多くなることで、運動不足に陥りやすく筋力が低下してしまいます。
筋肉は1週間使わない生活を続けると、発揮される力が約10%低下します。
また、失われた力を取り戻すには、その3倍の時間がかかります。
自宅で簡単な運動をしたり、人混みを避けて散歩をするなどして筋力を維持しましょう。
しっかりと栄養をとらないと、筋肉から衰えていきます。毎日の食事を大切にし、健康を維持しましょう。
1.エネルギー源となる主食(ごはん、パン、めん類)と、筋肉のもととなるたんぱく質(肉、魚、大豆食品、卵など)をしっかりとりましょう
2.3食欠かさず食べることを意識しましょう
3.バランスの良い食事をとりましょう。一汁三菜を意識するとバランスが良くなります。
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健康福祉部 高齢者支援課 地域包括支援係
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