食中毒とは、食中毒を起こす細菌・ウイルスがついた食品や、有毒・有害な物質が含まれている食品を食べることによって、腹痛・下痢・吐き気・嘔吐などの症状を起こすことです。
春の山菜狩りのシーズンは有毒植物の誤食による食中毒事件が多く発生しています。
食用と確実に判断できない植物は、絶対に「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」ようにしてください。
- 山菜に混じって有毒植物が生えていることがあります。一本一本よく確認して採り調理前にもう一度確認しましょう
- 植えた覚えのない植物は食べないようにしましょう
- 観賞用植物と野菜を区別して栽培しましょう
- 子どもや認知機能の低下した高齢者がいる家庭では、観賞用の有毒植物を手の届く範囲で栽培しないようにしましょう
春に発生しやすい有毒植物による食中毒に関する啓発資料はこちら
有毒植物に要注意(厚生労働省)(PDF:245KB)
有植物と食べられる植物(厚生労働省)(PDF:2,040KB)
その植物、有毒かも(厚生労働省)(PDF:385KB)
年間を通してアニサキス(寄生虫)による食中毒が発生しています。魚の生食の際には十分ご注意ください。
アニサキスによる食中毒を予防しましょう(厚生労働省)(PDF:153KB)
食中毒というと、レストランや旅館などの飲食店での食事が原因と思われがちですが、家庭でも発生する危険性が潜んでいます。
家庭での食中毒は、症状が軽いことや発症する人が1人や2人のことが多いことから、風邪や寝冷えなどと思われがちで、食中毒とは気づかれず重症化することもあります。
- 細菌をつけない「清潔」
- 細菌を増やさない「迅速・冷却」
- 細菌を殺す「加熱」
- 肉、魚、野菜などの生鮮食品は新鮮なものを購入する。
- 消費期限などの日付表示を確認して、購入する。
- 購入した食品は、肉汁や魚などの水分がもれないようにビニール袋などにそれぞれ分けて包み持ち帰る。
- 生ものや冷凍食品などは買い物の最後にして、購入したら寄り道せずにまっすく持ち帰る。
- 冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫、冷凍庫に入れる。
- 冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎには注意する。目安は7割程度。
- 冷蔵庫は10度以下、冷凍庫はマイナス15度以下に維持する。
- 生肉や魚は容器等に入れ、他の食品と触れないように保存する。
- 早めに使い切る。
- 調理の前には手を洗う。
- 生肉、魚、卵を取り扱った後は手を洗う。
- 解凍は冷蔵庫や電子レンジで行う。(室温解凍では菌が増殖する)
- 調理器具は清潔にする。包丁、まな板、ふきん、たわしなどは、使った後すぐ洗剤と流水でよく洗う。
- 食品の中心部まで十分加熱する。
中心部の温度が75度で1分以上、ノロウイルスによる食中毒予防には85度で1分以上、カキなどの二枚貝は85度から90度以上で90秒以上加熱。 - 調理途中に室温で放置しない。
- 電子レンジを使う場合は、電子レンジ用の容器を使い調理時間に注意する。熱の伝わりにくいものは時々かき混ぜる。
- 食事の前には手を洗う。
- 清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に盛り付ける。
- 調理後はすぐに食べる。
- 焼肉やバーベキューなどでは、焼く箸と食べる箸を別々にする。
食中毒予防のポイント(酒田市)(PDF:1,712KB)
家庭でできる食中毒予防6つのポイント(厚生労働省)(PDF:1,010KB)
衛生的な手洗い(日本食品衛生協会)(PDF:384KB)
テイクアウト、デリバリー注意事項(飲食店向け)(厚生労働省)(PDF:173KB)
- 冷蔵、冷凍保存は冷めやすいよう小分けする。
- 残った食品を温め直すときも十分加熱する(中心部の温度が85度で1分以上)
- 時間が過ぎたら、思い切って捨てる。
食中毒は、簡単な予防方法を守れば予防できます。もし、お腹が痛くなったり気持ちが悪くなったりしたら、かかりつけのお医者さんを受診しましょう。
食中毒予防の普及啓発のため、ご利用ください。
カンピロバクターによる食中毒にご注意を(PDF:447KB)
腸管出血性大腸菌 消費者向け(厚生労働省)(PDF:132KB)
腸管出血性大腸菌 飲食店向け(厚生労働省)(PDF:203KB)
厚生労働省ホームページ「細菌による食中毒」
毒キノコに要注意(厚生労働省)(PDF:445KB)
ちょっと待って!それ毒キノコかも!(厚生労働省)(PDF:298KB)
ノロウイルスによる食中毒(厚生労働省)(PDF:379KB)
ノロウイルス(山形県)(PDF:290KB)
衛生的な手洗い(日本食品衛生協会)(PDF:384KB)
ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省HP)
食中毒予防について(外部リンク:厚生労働省HP)
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