山形県内では、令和3年、令和4年に各17件、令和5年に21件もの林野火災が発生しております。
また、令和6年は4月に高畠町、5月に南陽市で大規模な林野火災が発生しました。
火災原因の多くは『マッチ・ライター』、『たき火』、『火入れ』、『たばこ』によるものです。
発生時期は、乾燥する3月から6月が多く、早いものでは2月から発生しています。
当組合管内でも、令和6年4月に1件、令和5年3月に1件林野火災が発生しており、負傷者も出ています。

• 空気が乾燥し強風の吹く春にかけて多く発生する。
• たき火、火入れ、放火等の人的要因による出火原因が多い。
• 飛び火距離は50メートルから1,500メートルに及ぶ場合もあり、ひとたび発生すると早期に拡大する可能性がある。
• 消火困難性が高く、斜面上で急炎上が発生し、人命危険性が高まる。

• 地形、気象等の影響が大きいため、事前に場所や気象状況を確認しましょう。
• 火消し棒やスコップ、背負式消火器（ジェットシューター）等の消火用具を準備しましょう。
• 消火する時は、火の風下側にいると火煙にまかれてしまうことがあるため、常に風上に位置することを心掛けましょう。
• 消したつもりによる火災が多いため、消火や監視の時間を長めに取り、確実に消火したことを確認しましょう。

• 火遊びは行わないでください。
• たばこは指定された場所で喫煙し、吸い殻は必ず消すとともに、投げ捨てないでください。

以上のことに注意し、林野火災の予防に努めましょう。

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