○酒田市立図書館設置管理条例施行規則
(平成17年11月1日教育委員会規則第33号)
改正
平成21年3月30日教育委員会規則第12号
平成21年11月2日教育委員会規則第15号
平成22年3月31日教育委員会規則第6号
平成28年3月31日教育委員会規則第14号
平成29年1月31日教育委員会規則第2号
平成30年2月19日教育委員会規則第1号
平成30年3月30日教育委員会規則第5号
平成31年2月4日教育委員会規則第1号
平成31年3月22日教育委員会規則第6号
令和2年3月26日教育委員会規則第16号
令和3年3月19日教育委員会規則第17号
令和4年1月26日教育委員会規則第2号
令和4年6月30日教育委員会規則第8号
令和5年3月22日教育委員会規則第6号
(趣旨)
第1条　この規則は、酒田市立図書館設置管理条例(平成17年条例第197号。以下「条例」という。)の施行に関し必要な事項を定めるものとする。
[酒田市立図書館設置条例(平成17年条例第197号。以下「条例」という。)]
(事業)
第2条　酒田市立図書館(以下「図書館」という。)は、図書館法(昭和25年法律第118号。以下「法」という。)第3条に定める事業を行う。
(指定管理者が行う業務)
第3条　条例第3条の規定により図書館の管理を指定管理者に行わせる場合において、次条第1項中「館長その他必要な職員」とあるのは「法第13条第2項に規定する館長の業務を行う者その他必要な者」と、第19条、第20条、第22条及び第23条中「教育委員会」とあるのは「指定管理者」と、第21条第2項中「市長」とあるのは「指定管理者」と読み替えるものとする。この場合において、関係する様式について当該読替えを準用する。
(職員)
第4条　酒田市立中央図書館(以下「中央図書館」という。)に館長その他必要な職員を置く。
(職務)
第5条　館長は、中央図書館及び分館に属する事務を掌理し、所属職員を指揮監督する。
[酒田市教育委員会事務局等の組織及び運営に関する規則(平成17年教育委員会規則第4号)第8条]
2　職員は、上司の命を受け業務に従事する。
(使用の制限)
第6条　館長は、次の各号のいずれかに該当する者に対し、資料及び施設の利用を制限し、又は禁止することができる。
(1)　図書館内の風紀秩序を乱し、又は騒がしい行為をした者
(2)　危険物、動物その他これに類するものを携帯している者
(3)　感染症疾患があると認められる者
(4)　前3号に掲げる者のほか、この規則及び職員の指示に従わない者
(個人の館外利用)
第7条　個人が、中央図書館及び分館から館外貸出しを受けることのできる資料は、1人10点以内とする。この場合において、視聴覚資料は5点を超えることができない。
2　館外貸出の期間は、貸し出した日の翌日から14日間とする。
3　前項の規定にかかわらず、館長が必要と認めたときは、貸出期間を短縮し、又は延長することができる。
4　館長は、貸出期間内に当該貸出期間の延長の申出のあったものに対し、他の利用を妨げない限りにおいて、貸出期間の延長を1回することができる。この場合において、延長の期間は、申出のあった日の翌日から14日間を限度とする。
(個人の利用登録)
第8条　個人の図書館利用カードは、酒田市立図書館利用者登録申込書(様式第1号)により登録した者に交付するものとする。この場合において、当該登録を受けようとする者は、身分証明書、運転免許証、保険証等本人を確認するものを提示しなければならない。
[様式第1号]
2　個人の図書館利用カードの有効期間は、登録の日から3年とする。
3　個人の図書館利用カードを紛失したとき又は利用者登録申込書に記載した内容に変更が生じたときは、速やかに館長に届け出なければならない。
(団体の館外利用)
第9条　団体が中央図書館及び分館から館外貸出しを受けることのできる資料は、1団体120点以内とする。
2　前項の場合において、雑誌及び視聴覚資料は、貸出しの対象としないものとする。
3　館外利用のできる期間は、貸し出した日の翌日から30日間とする。
(団体の登録)
第10条　団体の図書館利用カードは、酒田市立図書館団体利用登録申込書(様式第2号)により登録した団体に交付するものとする。この場合において、当該登録しようとする団体は、責任者を定め申し出なければならない。
[様式第2号]
2　図書館に登録できる団体は、市内の学校、官公庁、任意団体、会社等で、館長が適当と認めたものとする。
3　団体の図書館利用カードの有効期間は、登録の日から3年とする。
4　団体の図書館利用カードを紛失したとき又は団体登録申込書に記載した内容に変更が生じたときは、速やかに館長に届け出なければならない。
(資料の貸出しの予約等)
第11条　図書館利用カードの交付を受けた個人又は団体は、中央図書館及び分館の資料の貸出しの予約をし、又は未所蔵の資料の要望(以下「リクエスト」という。)をすることができる。この場合において、予約又はリクエストができる資料は、個人にあっては5点以内、団体にあっては1団体10点以内とする。
2　資料の予約又はリクエストをしようとするときは、図書予約・リクエスト申込書(様式第3号)により申し込まなければならない。
[様式第3号]
3　前項の規定による資料の予約又はリクエスト予約については、酒田市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例(平成18年条例第41号)第3条第1項の規定による図書館が運営する電子情報処理組織又は館内に設置された専用電子計算機による申込みをもってこれに代えることができる。
(館内貸出し)
第12条　図書館から館内貸出しを受けることのできる資料は、1人10点以内とする。
2　資料の館内貸出しを受けようとする者は、図書館資料館内閲覧申込書(様式第4号)により館長に申し込まなければならない。
[様式第4号]
3　前項の場合において、中央図書館及び分館の資料については、図書館資料館内閲覧申込書を図書館利用カードの提示に読み替えることができるものとする。
[図書館資料館内閲覧申込書]
(資料の複写)
第13条　資料の複写は著作権法(昭和45年法律第48号)第31条第1項に規定する範囲とし、資料の複写を希望する者は図書館資料複写申込書(様式第5号)により館長に申し込まなければならない。
[様式第5号]
2　資料の複写に要する費用は、1枚当たりモノクロ10円、カラー50円(ただし、日本産業規格A列3番以下のものとし、用紙の両面に複写され、又は出力されたものである場合は、片面を1枚として算定する。)とし、申込者が負担するものとする。
3　館長は、次の各号のいずれかに該当するときは、前項の費用を申込者に負担させないことができる。
(1)　国若しくは地方公共団体又は公共的団体がその業務に必要とする資料の複写
(2)　前号に定めるもののほか、館長が特に申込者に負担させないことが必要と認める複写
(館外貸出しの制限)
第14条　参考図書、指定された郷土資料その他館長が特に指定した資料は、館外貸出しを行わないものとする。
2　前項の規定にかかわらず館長が特に必要があると認めるときは、貸出しをすることができる。この場合において、貸出しを受けようとする者は、資料館外利用許可申請書(様式第6号)を館長に提出しなければならない。
[様式第6号]
(貸出しの停止)
第15条　館長は、貸出期間経過後、なお資料を返却しない返却遅延者又は資料の管理に不都合があると認められる者に対し、一定期間貸出しを停止することができる。
(損害の賠償)
第16条　利用中の資料を紛失し、又は著しく汚損し、若しくは破損した者は、図書紛失破損届(様式第7号)を館長に届け出て、現品又は相当の代価をもって賠償しなければならない。
[様式第7号]
2　市長は、資料の紛失又は破損が、やむを得ない事故による場合は、当該賠償を減額し、又は免除することができる。
(資料の寄贈及び寄託)
第17条　図書館は、資料の寄贈又は寄託を受けることができるものとする。
2　図書館は、寄贈又は寄託を受けた資料を、所蔵する資料と同様の扱いをすることにより、一般の利用に供することができる。ただし、酒田市教育委員会(以下「教育委員会」という。)と寄託者との間で当該寄託資料の取扱いについて別途取決めがある場合は、この限りでない。
3　図書館は、寄贈された資料が紛失し、又は汚損し、若しくは破損したことについてその責めを負わない。
(寄贈及び寄託の手続)
第18条　図書館に資料を寄贈し、又は寄託しようとする者は、教育委員会に寄贈(寄託)申込書(様式第8号)に寄贈(寄託)資料目録を添付して提出し、承認を受けなければならない。ただし、軽微な資料の寄贈についてはこれを省略することができる。
2　教育委員会は、資料の寄託を受けようとする場合は、寄託者と資料寄託契約を締結し、寄託資料預り証(様式第9号)を寄託者に交付するものとする。
(使用許可申請)
第19条　条例第14条の規定により、中央図書館の研修室(以下「研修室」という。)を使用しようとする者(以下「申請者」という。)は、研修室使用許可申請書(様式第10号)を教育委員会に提出しなければならない。
(使用の許可)
第20条　教育委員会は、研修室の使用を許可したときは、申請者に対し、研修室使用許可書(様式第11号)を交付するものとする。
(使用料の減免)
第21条　条例第19条の規定により、減額し、又は免除する使用料の額は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める額とする。
(1)　本市が主催する事業で使用する場合　全額
(2)　本市から事業の委託を受けたものが使用する場合(当該事業のために使用する場合に限る。)　全額
(3)　本市が事務局を担う実行委員会又は外郭団体が事業で使用する場合　全額
(4)　市内の保育所、認定こども園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、大学、大学校又は専門学校が行う保育又は教育課程(部活動等を除く。)で使用する場合　全額
(5)　市内の放課後児童健全育成事業を行うものが当該事業で使用する場合　全額
(6)　本市が共催する事業で使用する場合　5割の額
(7)　市内の社会教育団体等が使用する場合　5割の額
(8)　市内の公共的団体等が生涯学習又は地域振興を目的として使用する場合　5割の額
(9)　行政機関又は公共的団体が地域住民の福祉を向上させる目的で使用する場合　5割の額
2　前項(第1号を除く。)の規定により使用料の減額又は免除を受けようとする者は、事前に研修室使用料減免申請書(様式第12号)を市長に提出し、その承認を受けなければならない。
(遵守事項)
第22条　第20条の規定により研修室の使用の許可を受けた者(以下「使用者」という。)又は図書館に入館した者は、教育委員会の指示に従い、次に掲げる事項を遵守しなければならない。
(1)　火災及び盗難の防止に努めること。
(2)　建物その他の物件を汚損し、又は毀損するおそれのある行為をしないこと。
(3)　承認を得ないで施設の変更及び備品の使用をしないこと。
(4)　承認を得ないで酒類を飲用しないこと。
(5)　特に承認を受けたもののほか、館構内での物品の販売又は金品の寄附募集等の行為をしないこと。
(6)　前各号に掲げるもののほか、他人に迷惑を及ぼす行為をしないこと。
(使用後の引渡し)
第23条　使用者は、研修室の使用を終えたときは、使用した設備等の整理、研修室内外の清掃を行い、消灯及び戸締り等について充分に点検し、教育委員会に引き渡さなければならない。
(その他)
第24条　この規則に定めるもののほか、この規則の施行に関し必要な事項は、教育委員会が別に定める。
附　則
(施行期日)
1　この規則は、平成17年11月1日から施行する。
(経過措置)
2　この規則の施行の日の前日までに、合併前の酒田市立図書館運営規則(昭和39年酒田市教育委員会規則第10号)の規定によりなされた手続その他の行為は、この規則の相当規定によりなされたものとみなす。
附　則(平成21年3月30日教育委員会規則第12号)
この規則は、平成21年4月1日から施行する。
附　則(平成21年11月2日教育委員会規則第15号)
この規則は、公布の日から施行する。
附　則(平成22年3月31日教育委員会規則第6号)
この規則は、平成22年4月1日から施行する。
附　則(平成28年3月31日教育委員会規則第14号)
この規則は、平成28年4月1日から施行する。
附　則(平成29年1月31日教育委員会規則第2号)
この規則は、平成29年2月1日から施行する。
附　則(平成30年2月19日教育委員会規則第1号)
この規則は、平成30年4月1日から施行する。
附　則(平成30年3月30日教育委員会規則第5号)
この規則は、平成30年4月1日から施行する。
附　則(平成31年2月4日教育委員会規則第1号)
この規則は、公布の日から施行する。
附　則(平成31年3月22日教育委員会規則第6号)
(施行期日)
1　この規則は、平成31年4月1日から施行する。ただし、第14条第2項の改正規定は、平成31年7月1日から施行する。
(酒田市ひらた図書センター管理運営規則の廃止)
2　酒田市ひらた図書センター管理運営規則(平成17年教育委員会規則第35号)は、廃止する。
附　則(令和2年3月26日教育委員会規則第16号)
この規則中様式第1号及び様式第3号の改正規定は公布の日から、その他の改正規定は令和2年4月1日から施行する。
附　則(令和3年3月19日教育委員会規則第17号)
この規則は、令和3年3月19日から施行する。
附　則(令和4年1月26日教育委員会規則第2号)
この規則は、令和4年4月1日から施行する。ただし、第18条の次に5条を加える改正規定(第22条及び第23条に係る部分に限る。)は、令和4年5月5日から施行する。
附　則(令和4年6月30日教育委員会規則第8号)
この規則は、公布の日から施行する。
附　則(令和5年3月22日教育委員会規則第6号)
この規則は、令和5年4月1日から施行する。
様式第1号(第8条関係)
酒田市立図書館利用者登録申込書

様式第2号(第10条関係)
酒田市立図書館団体利用登録申込書

様式第3号(第11条関係)
図書予約・リクエスト申込書

様式第4号(第12条関係)
図書館資料館内閲覧申込書

様式第5号(第13条関係)
図書館資料複写申込書

様式第6号(第14条関係)
資料館外利用許可申請書

様式第7号(第16条関係)
図書紛失破損届

様式第8号(第18条関係)
資料寄贈(寄託)申込書

様式第9号(第18条関係)
寄託資料預かり証

様式第10号(第19条関係)
研修室使用許可申請書

様式第11号(第20条関係)
研修室使用許可書

様式第12号(第21条関係)
研修室使用料減免申請書