更新日:2024年7月24日
PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、いずれも有機フッ素化合物の一種で、幅広い用途で使用され、独特の性質(水や油をはじく、熱に強い、薬品に強い、光を吸収しない)を持ち、撥水剤、金属メッキ処理剤、乳化剤、泡消火薬剤などに使われてきました。
有機フッ素化合物による人の健康への影響については、いまだ確定的な知見はなく、研究段階です。しかし、PFOS及びPFOAは安定な構造であるため環境中で分解されにくく、蓄積性を有することから、現在は国内外において製造・使用等が規制されています。
水道水におけるPFOS及びPFOAについては、令和2年4月に厚生労働省において、水道水の「水質管理目標設定項目」として位置づけられ、暫定目標値「50ナノグラム/リットル(PFOSとPFOAの合計値)以下」が設定されました。目標値は、「体重50キログラムの人が、一生涯にわたり1日2リットルの水を毎日摂取し続けても、健康への悪影響がないと推定される濃度」として算定されています。
1ナノグラム/リットルとは、水1リットルあたり10億分の1グラムの物質が溶解していることを表します。
現在、酒田市上下水道部では、PFOS及びPFOAの水質検査を定期的に行っています。
全ての採水地点で暫定目標値を下まわっており、水道水の安全性を確認しています。
酒田市上下水道部で行っている水質検査結果については、以下のとおりとなります。
なお、平田浄水場の検査結果については、庄内広域水道用水供給事業(外部サイト)のホームページをご覧ください。
過去の検査結果についてはこちらをご覧ください。
お気づきの点がございましたら、お気軽に上下水道部工務課施設係までご連絡ください。
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