酒田雛街道【毎年3月1日から4月3日】
更新日:2022年2月21日
かつて江戸や大坂との交易でたいそう賑わった湊町酒田には、由緒ある雛人形が数多く残され、大切に保管されてきました。
早春のこの時期、これらのお雛様を市内の観光施設で一斉に展示します。
展示品には他にも、古くから地元に伝わる愛らしい土人形「鵜渡川原(うどがわら)人形」や傘福などもあります。
市内の旧家や商店などでも代々伝わる雛人形や創作人形のほか、珍しい品、懐かしい品を展示して、ひなまつりを華やかに盛り上げます。
※酒田の「雛めぐり」は、日本遺産「北前船寄港地・船主集落~荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~」の構成文化財です。
日本遺産「北前船寄港地・船主集落~荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~」公式サイトが開きます
2022酒田雛街道パンフレットはこちらから(PDF:3,426KB)
期間中に実施されるイベントや体験、雛メニューや雛スイーツについての詳細はこちらのファイルで見ることができます。
始まりのお雛様とも言われる災厄よけや無病息災祈願の「流し雛」。
そんないわれに立ち返り、お雛様を見て回りながら、皆さんそれぞれの思いをのせて願掛けをしませんか?
酒田雛街道開催情報
期間
令和4年3月1日(火曜)から4月3日(日曜)(毎年3月1日から4月3日に固定)
※施設によって期間が異なりますのでご注意ください。
会場
市内観光施設、市内中心商店街等
※詳しくは下記の展示施設をご覧ください。
料金
展示会場により異なります。詳しくは各施設の情報をご覧ください。
交通アクセス(市中心部まで)
車
日本海東北自動車道酒田中央インターチェンジから約10分
JR
酒田駅から徒歩約15分またはバスで約7分
駐車場
各施設の駐車場をご利用ください。
お問い合わせ
酒田観光戦略推進協議会(酒田市交流観光課)
住所:酒田市本町二丁目2番45号
電話:0234-26-5759
Mail:kankou@city.sakata.lg.jp
期間中に実施されるイベントや体験、雛メニューや雛スイーツについての詳細はこちらのページからご確認ください。
主要な展示施設
- 本間家旧本邸と別館「お店」
- 本間美術館
- 酒田あいおい工藤美術館
- 舞娘茶屋 相馬樓/竹久夢二美術館
- 山王くらぶ
- 山居倉庫 酒田夢の倶楽(華の館)
- 旧阿部家
- 酒田市松山文化伝承館
- 酒田市立資料館
- さかた中通り商店街アーケード
本間家旧本邸と別館「お店 」
住所:二番町12-13
電話:0234-22-3562
事務所電話:0234-23-5422
- 展示期間:2月下旬から4月上旬
- 公開時間:午前9時30分から午後4時30分
- 休館日:期間中無休
- 料金:大人800円、中学生・高校生300円、小学生200円、就学前児童無料、団体割引(15人以上)10パーセント引き
- 本間美術館と本間家旧本邸の共通券1,600円
公益財団法人本間美術館
住所:御成町7-7
電話:0234-24-4311
- 展示期間:2月19日(土曜)から4月4日(月曜)
- 公開時間:午前9時から午後4時30分(4月からは午後5時まで)
- 休館日:期間中無休
- 料金:大人1,000円、高校生・大学生450円、小学生・中学生無料、団体割引(15人以上)大人100円引き・高校生・大学生50円引き
- 本間美術館と本間家旧本邸の共通券1,600円
酒田あいおい工藤美術館
住所:相生町1-3-17
電話:090-2846-6846
- 展示期間:2月25日(金曜)から4月3日(日曜)
- 公開時間:午前10時から午後6時
- 休館日:期間中無休
- 料金:大人500円、学生300円、小・中学生100円、団体割引10名以上100円引き
舞娘茶屋相馬樓/竹久夢二美術館
住所:日吉町一丁目舞娘坂
電話:0234-21-2310
- 展示期間:3月5日(土曜)~3月27日(日曜)のうち土曜・日曜・祝祭日(3月6日は休樓となります)
- 公開時間:午前10時から午後3時30分(入場は午後3時まで)
- 休館日:平日及び3月6日
- 料金:大人1,000円、中学生・高校生・大学生500円、小学生300円
山王くらぶ
住所:日吉町2-2-25
電話:0234-22-0146(山王くらぶ)
- 展示期間:2月27日(日曜)から10月31日(月曜)
- 公開時間:午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 休館日:期間中無休
- 料金:大人800円、高校生200円(学生証提示)、小学生・中学生120円、20名以上団体割引あり
山居倉庫酒田夢の倶楽(華の館)
住所:山居町1-1-20
電話:0234-22-1223
- 展示期間:2月19日(土曜)から4月3日(日曜)
- 公開時間:午前9時から午後5時(2月28日までは午後4時30分まで)
- 休館日:期間中無休
- 料金:無料
旧阿部家
住所:山元字上千刈田27
電話:0234-54-2776
- 展示期間:3月1日(火曜)から5月5日(祝・木曜)まで
- 公開時間:午前9時から午後4時30分(入場は午後4時まで)
- 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
- 料金:無料
酒田市松山文化伝承館
住所:新屋敷36-2
電話:0234-62-2632
- 展示期間:2月11日(祝・金曜)から4月3日(日曜)
- 公開時間:午前9時から午後4時30分
- 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
- 料金:一般370円、高校生・大学生260円、小学生・中学生110円、団体割引あり
酒田市立資料館
住所:一番町8-16
電話:0234-24-6544
- 展示期間:2月26日(土曜)から4月4日(月曜)
- 公開時間:午前9時から午後4時30分
- 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
- 料金:一般200円、高校生90円、小学生・中学生50円、団体割引あり
さかた中通り商店街アーケード
住所:中町一丁目地内
電話:0234-21-2601(中通り商店街事務局)
- 展示期間:3月1日(火曜)から4月3日(日曜)
- 公開場所:中通り商店街アーケード内
- 料金:無料
ワンポイント!
その1北前船で運ばれてきたおひなさま
酒田の旧家に伝わるお雛様は、非常に贅を尽くしたものが多いといわれています。江戸時代、河村瑞賢により西廻り航路が整備され、米の積み出し港として大坂、江戸と直結するようになった酒田は急速に発展し、多くの豪商を生み出しました。
酒田から米や紅花などを運んだ北前船は、帰り荷として塩や木綿、日用品のほか、お雛様も積んで酒田に運び、酒田の旦那衆の家で大切にされてきたのです。
その2酒田に伝わる鵜渡川原 人形
酒田では素朴な先住民形のお雛様も庶民の宝物として受け継がれてきました。旧鵜渡川原地区(現在の亀ケ崎)に伝わる「鵜渡川原人形」です。
江戸時代に大石家で鋳物業を営む傍ら始めたのが最初といわれており、長年人形を作りつづけてきた大石家から平成7年に酒田市立資料館に寄贈された100種以上の木型には、文政4年(1821年)と記されているものもあります。
お雛様をはじめ、桃太郎や金太郎など昔話を題材にしたものや、当時の世相をあらわした人形など、どれもぬくもりに満ち溢れています。
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お問い合わせ
地域創生部 交流観光課 観光戦略係
〒998-8540 酒田市本町二丁目2-45
電話:0234-26-5759 ファックス:0234-22-3910
