更新日:2025年11月28日

2025年10月4日、酒田市で初めてチャリティイベント「テリーフォックスランin酒田」が開催されました。今回は、主催者の菊池さんに、テリーフォックスランin酒田を実現するまでの経緯や、そこに込めた想いをお伺いしました。
きっかけは以前、酒田市国際交流サロンが主催する「カナダDAY」に参加したことです。そこでカナダ出身の講師が尊敬する方として紹介したテリー・フォックスさんの生き様に心を打たれました。
彼ががんの研究資金を募るために始めたチャリティイベントは、単なる寄付金集めにとどまらず、その活動を通じて多くの人々に希望を与え、今では「テリーフォックスラン」として世界各地で開催されています。
その話を聞いて自分も酒田で開催したい、少しでも社会貢献できたらいいと思うようになりました。
しかし、当初夫に思いを話したら「それは難しいんじゃないか?」と反対されたんです。でも、私は昔から壁が高いほど燃えるタイプなので。俄然やる気が出て、なんとしても開催したいと考えるようになりました(笑)

やりたい気持ちは強くなったものの、どう実現すればいいのかがわからず悩んでいた時、ふとSNSを眺めていたら、つぶやきBARの情報が目に留まりました。副市長と直接お話できる場があるということで、これだ!と思って参加を決めました。
つぶやきBARで副市長と直接話したことで、イベント運営の経験が豊富な方をご紹介いただきました。
その方からは開催に向けて貴重なアドバイスやさまざまなサポートをしていただけたことがありがたかったです。自分の考えや想いを言葉にして伝えることが実現に近づくきっかけになるのだと実感しました。
自分なりに手探りで調べながら、必要な物資の確保や保険などの準備を進めていきました。日本ですでにテリーフォックスランを開催している札幌の団体とも連携し、情報交換も行いました。もちろん、すべてを一人でやるわけではなく、友人の協力を得ながら少しずつ形にしていきました。
一番大変だったのは、ボランティアスタッフを集めることでした。結果として、イベント当日は運営に必要なスタッフも確保でき、スムーズに進行できたのでよかったですが、今後規模を拡大していくためには、より多くの協力者が必要だと感じています。

当日も手伝ってくれていた友人からは「きっと5人くらいしか集まらないだろう」と冗談を言われていたのですが、結果的に40人以上参加してくれたことに友人も私自身もびっくりしました!
また、後日、地域の運動会で参加者にお会いした際に「テリーフォックスランお疲れ様でした」という言葉をもらい、このイベントがただの自己満足にとどまらず、地域の方々にも認知されたのだと実感しました。

私は「やろうと思えばできる」という信念を持っていて、自分の子どもたちに「自分で考えて行動することの大切さ」を見せたいという気持ちもありました。このイベントを実現するために行動した私の姿を通じて、子どもたちが「自分にもできるはず」と感じてくれたらうれしいと思っています。
酒田市は大都市ではないからこそ、一人一人が輝ける場所だと思っています。これからも、地域の皆さんと協力しながら、この活動を続けていきたいです。

菊池さんの熱意が形となり、テリーフォックスラン in 酒田は大きな成功を収めました。踏み出した一歩が仲間を呼び、これからさらに地域に広がっていく未来を感じます。
つぶやきBARは、やりたいという思いを素直に語り、共感や支え合いの輪が生まれる場です。これからも、地域で挑戦したい人たちの背中をそっと押す場であり続けたいです。