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酒田リビングラボ feat.TEAM SHONAI 開催レポート

更新日:2021年12月3日

~最新テクノロジー(スマートミラー等)をインプットに生活者中心の未来共創~

2021年10月28日に酒田リビングラボのパイロット版が開催されました。(主催:酒田市企画部情報企画課デジタル変革戦略室/場所:酒田市産業振興まちづくりセンターサンロク)
当日は10名の方々からお集まりいただき、ゲストスピーカーとしてNTTデータ、NTT東日本、ファシリテーターとしてNTTデータ経営研究所から参加いただきました。
プログラム冒頭のインプットセッションにおいては、シェアリングエコノミーやスマートミラーを紹介し、参加された市民の方々から高い関心が寄せられました。また、続いて行われたワークショップでは最新テクノロジーの潮流をインプットに、地域の生活課題解決や新しいライフスタイルに向けて活発な意見交換が行われました。

集合写真

アジェンダ/タイムスケジュール

(1)インプットセッション:スマートミラー、シェアリングエコノミーを利用した未来の暮らし
 ・セッション1:「ソーシャルメディアの登場とシェアリングエコノミーの成長」 NTT東日本 澤村 誉様
 ・セッション2:「スマートミラーご紹介」 NTTデータ 込山 哲弘様
(2)ワークショップ
 ・セッション1(課題だし):酒田市の課題について、日頃の課題について話そう
 ・セッション2(アイデアだし):先端テクノロジーに触れながら、みんなで解決アイデアを考えよう
 ・セッション3(ふりかえりの時間):本日参加しての気づきを共有しよう

当日の模様

インプットセッションでは、まずNTT東日本の澤村誉様から、シェアリングエコノミーの最新トレンドについて講演いただきました。消費者の所有への考え方が変化する中で登場した、企業自身が資産を貸し出す新しいシェアリングサービスの形、またクラウドやIoT技術を活用したさらなるサービスの進化に、参加された市民の方々も興味津々でした。
続いて、NTTデータの込山哲弘様から、将来のデジタル社会で予想される新しい健康サービス、そしてそうしたサービスの一例として手軽に健康データを測定できるスマートミラーのご紹介をいただきました。セッションの中では、実際に市民の方に代表でミラーを使った測定を体験いただき、鏡の前に立つだけで短時間に健康データが取得できるというデモンストレーションが行われました。

ソーシャルメディアの登場とシェアリングエコノミーの成長

「シェアリングエコノミー」とは、個人の保有する遊休資産を仲介するサービスのことである。例えばairbnbやUberのように、インターネット上の仲介業者が登場し、ソーシャルメディア連携やレビュー評価制度によって、貸す側と借りる側の信頼関係を担保するという形態が典型的である。
しかし最近では、例えばバイクシェアリングサービスのような、企業や団体がシェアリングを前提に資産を所有し、サービスを提供する例も増えている。
シェアリングサービスにおいては、最小限の資源をシェアし、環境に配慮した上で、サービスの利便性を損なわないようにすることが求められる。バイクシェアリングサービスでは、BluetoothビーコンとGPS位置情報を利用することで、バイクの利用情報を把握し、より効果的なサービス展開に繋げており、クラウドやIoTの技術を活用することが重要となっている。

スマートミラーご紹介

人生100年時代では、治療だけでなく「予防」「予後」の部分で個人に合った行動をとることで、健康な期間をより長く保つことが大切になってくる。健康維持のためには医療だけでなく「食」も大きな影響を及ぼすが、将来のデジタル社会ではさらにデータ活用が進み、個別化された医療やデジタル医療だけでなく、個別化された食「パーソナライズドニュートリション」が浸透し、より健康に寄与できると考えられている。
健康のパーソナライゼーションのためには日々のライフログデータを収集し活用する必要があるが、立ちはだかるのが「面倒臭い」というハードルである。これを乗り越えるため、無意識にデータを取得できる仕組み(フリクションレス)が進化している。
据え置き型の「スマートトイレ」や普段着型の「スマートウェア」などが開発されているが、NTTデータでは鏡の前に立つだけで、体温・心拍数・呼吸数・ストレスレベルなどのバイタルデータを取得できる「スマートミラー」をNTTデータSBC社と開発し、食品企業様と、パーソナライゼーションサービス提供における人の行動変容に関する実証実験も行っている。

ワークショップ

ワークショップセッションでは、地域課題の洗い出しと解決策の2つのセッションを実施しました。参加者はチームに分かれ、各々が考える地域課題について共有し、それについてインプットセッションでの気づきも踏まえながら、解決アイデアのブレインストーミングを行いました。地域課題については、高齢化に伴う市場縮小と労働力減少、地元企業の競争力、車社会ゆえの移動手段の不便さ、子育て世代の課題、高齢者の孤独、観光、悲観的な考え方をしがちな傾向といった課題がありました。解決アイデアとしては、農業人材のシェアリングサービスやライドシェア、スマートミラーを利用した買い物代行等のアイデアが出ました。

今後の展開・予定

今後の展開としては、ワークショップで出たアイデアについての実行可能性などを踏まえた深堀りを予定しています。また、来年度はワークショップも含め、リビングラボを通じた地域のDXについて本格展開を行う予定ですので、生活者中心の未来共創について興味のある方は、ぜひお問合せいただければと思います。

活動のアップデートをFacebookページにて発信していますので、今後のイベント等ご興味のある方は、是非「いいね!」を押して、ご登録ください。外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。<Facebookページはこちらから>(外部サイト)

各種リンク

<TEAM SHONAI>
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://sanroku.jp/cat-seminar/seminar211028/(外部サイト) 

<NTT東日本 山形支店>
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://www.ntt-east.co.jp/yamagata/(外部サイト)

<スマートミラー>
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://www.nttdata.com/jp/ja/data-insight/2020/102202/(外部サイト)
(食と健康に関するパーソナライゼーション支援サービスを開始しました。下記ご参照ください。)
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://www.nttdata.com/jp/ja/news/services_info/2021/111900/(外部サイト)

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