更新日:2019年10月2日
国の支援事業として、漁業への新規就業に向け必要な知識の習得等を行う若者に対して150万円/年を支給する「青年就業準備給付事業(45歳未満の方)」や研修生の指導者に研修経費を助成する「長期研修支援事業(年齢制限なし)」があります。
また、山形県では45歳以上の方を対象にした「漁業就業給付金支援事業」、研修生に謝礼金を支払う「漁業就業準備研修生受入体制整備事業」などがあり、経験がない方でも知識や技術を習得できる制度があります。
千葉県松戸市出身の漁業経験のない青年が、この制度を活用して酒田で漁師として頑張っている事例もあります。酒田市では、本気で漁師になりたいと考えている方を募集しています。
庄内浜では一年を通して約130種類の魚が水揚げされ、中でも酒田港はスルメイカの代表的な産地として、中型いか釣り船や県外の小型いか釣り船が多数入港し、県内産スルメイカの約9割が水揚げされています。また、酒田沖には河川から真水が流れ込んでいるため魚の餌となるプランクトンが豊富に発生し、ヒラメやマダイ、カレイ類などの良質な漁場になっています。
沖合いの飛島は、クロマグロ、メバル、タラ、ズワイガニの好漁場が形成されており、沿岸部では、アワビやサザエをはじめ、アラメ、アカモク(ギバサ)など採貝藻漁業が盛んに行われています。
スルメイカ水揚げ
天然マダイ
飛島産サザエ
農林水産部 農林水産課 水産林業振興係
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