ヘルパンギーナは発熱と口の奥に水泡性の発疹を特徴とする急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行します。
夏かぜの代表疾患であり、例年7月から8月にピークとなる傾向があります。
- 2~4日の潜伏期間を経て、突然の38℃以上の高熱になります。
- 発熱に続いて口の中に1~3mm程度の水泡性の口内炎ができます。
- 飛沫や接触により感染しますので、しっかりと手を洗うことが大切です。
- 特にトイレの後や、調理や食事の前には、十分に手を洗いましょう。
- 手などを拭く際には、清潔なタオルを使用し、タオルの共有は止めましょう。
- 水泡性の口内炎が破れたり、のどの痛みにより、食欲不振や脱水症状を起こすことがあるので注意が必要です。
- 症状が治った後も3~4週間は便からウイルスが排出されますので注意しましょう。
ヘルパンギーナについて(外部リンク:山形県HP)