更新日:2025年7月29日
本市の中心市街地は、社会情勢の変化などにより空洞化が進行しています。特に中町エリアでは、郊外大型商業施設の立地、商環境の変化などにより人流が減少する中、大型小売店舗の閉店なども重なり、かつての商業・経済の中心地としての勢いが失われつつあります。
市では、中心市街地の中心に位置する「中町エリア」を、再び多くの人が行き交い集うまちとするため、目指すまちの姿や実現のための施策などを「酒田市まちなかグランドデザイン(以下「グランドデザイン」)」として、令和7年度中をめどにまとめることとしています。
グランドデザインに関しては、地元経済界で組織する「旧清水屋エリアを核とした中心市街地再生協議会」と市が連携して「官民連携連絡会議」を組織して協議するとともに、独立行政法人都市再生機構に支援を要請し、同機構の助言を受けながら策定に当たります。
まちなかグランドデザインの対象区域
(1)グランドデザインの対象区域/空洞化が進行する中心市街地の中でも、大型空きビルが生じており、商店街周辺の人流減少などの問題が存在する中町エリアをグランドデザインの対象区域とします
(2)中町エリアの定義/グランドデザインにおける「中町エリア」とは、おおむね次の区域を中心とし、課題や施策の範囲に応じて、隣接する区域(日和山・台町、寺町、山居倉庫周辺)も含めるものとします
中町エリア/中通り商店街と中町中和会商店街を包含し、西端は秋田町通り、東端は大通りとします。また中通りと関係が深い後背地として、かつて職人街があった地域を包含し、寺町通りを北端とします。南端は、本町通りを挟み、市役所や希望ホールなど都市機能が集積する区域を包含し新井田川北側道路までとします
町名表示/二番町、中町一丁目~三丁目、本町一丁目~三丁目
酒田市まちなかグランドデザイン(たたき台)(PDF:3,183KB)
グランドデザインの策定に当たり、中心市街地と中町周辺エリアの抱える課題、目指すまちの姿などについて「酒田市まちなかグランドデザイン(たたき台)」としてまとめました。
この「たたき台」をもとに、市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid(リクリッド)」や8月31日(日曜)開催の「タウンミーティングin酒田」を通じて、市民の皆さんの意見を聞き、グランドデザインに反映させていきます。
【令和7年】
●8月上旬/市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid(リクリッド)」上での意見聴取開始
●8月31日(日曜)/「タウンミーティングin酒田-みんなで考える、まちなかの未来-(1回目)」(以下「タウンミーティング」)の開催(時間/午後2時~4時、場所/いろは蔵パーク内「無印良品 まちの保健室」)
●8月、9月/官民連携会議業部会(以下「作業部会」)開催
●9月下旬/タウンミーティング、Liqlidで寄せられた意見および、作業部会での検討結果を反映した「グランドデザイン素案」の決定および市ホームページなどでへの掲示
●10月/市民アンケート(紙ベース)の実施、高校生・大学生などを対象とするグループワークの実施、各種団体との意見交換、作業部会の実施
●11月中/作業部会の実施
●11月29日(土曜)/タウンミーティング(2回目)の開催
●12月中/作業部会の実施
●12月末/タウンミーティング、Liqlidで寄せられた意見および、作業部会での検討結果などを反映した「グランドデザイン案」の決定および市ホームページなどでへの掲示
【令和8年】
●1月中/作業部会の実施、パブリックコメントの実施
●1月17日(土曜)/タウンミーティング(3回目)の開催
●2月中/作業部会の実施
●3月中/作業部会の実施
●3月下旬/グランドデザインの策定
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企画部 都市デザイン課 まちなかデザイン係
〒998-8540 酒田市本町二丁目2-45
電話:0234-26-6274 ファックス:0234-26-6482