更新日:2016年10月1日
国土地理院地図「都市圏活断層図(25,000分の1)」を使用し、地図判読により断層等の両側概ね50メートル以内(※)に設置されている市有施設を調査。
※両側概ね50メートル以内とは、県の調査に準拠
活断層及び活褶曲 | 施設名 | 耐震化 | 建築年 | 防災施設 |
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活断層 *1 | 松山小学校 (児童数63人) |
南側校舎、 体育館は非耐震 |
校舎 昭和36年.54年 体育館 昭和55年 |
避難場所 避難所 |
活断層 (伏在部) *2 |
八幡保育園 (園児数98人) |
耐震化 | 平成15年 | 指定なし |
活褶曲 *3 | 南平田小学校 (児童数274人) |
耐震化 | 昭和63年 | 避難場所 避難所 |
*1 活断層
個々の活断層の地形変化の方向は常に同じ。松山小学校、八幡保育園付近の断層は、断層をはさんだ東側がせり上がる逆断層
一般的に逆断層では、せり上がる側の地形変化が大きいことから、より被害が出やすい。
*2 伏在部
断層運動によるずれが地下深部でのみ生じたり、変化を示す地表が直接現れず、確認できない部分。
*3 活褶曲(かつしゅうきょく)
波状の地形のゆがみ。断層のように明確な破断面は無い。
活褶曲の地形変化速度は小さく、100年、200年程度の短期的には、活褶曲運動そのものによる斜面崩壊や土木構造物の変位・破壊はほとんど問題にならない。
来年度以降耐震化がなされていない部分(体育館、給食棟、南側校舎、プール)を改築し、耐震化されている部分(中央北側校舎)の改修工事を実施
校地は断層直上に当たらないが、より断層に近い現プールは改築の際、体育館南側に移転する。
耐震化されており、現状で利用する。
山形県に係る都市圏活断層図(国土地理院ウェブサイト)(新しいウィンドウが開きます)