更新日:2022年4月13日
酒田市では、指定された避難所に、ペットと一緒に避難すること(同行避難)ができます。
ペットと一緒に暮らしている方も、「うちはペットがいるから…」とためらわず、できるだけ早く避難してください。
飼い主とペットが一緒に安全に避難し、また、周囲に迷惑をかけずに避難生活を送るために、日頃からの備えをしていきましょう。
家庭で飼育している動物のうち、犬や猫などの小型の哺乳類と鳥類及び爬虫類が受け入れ対象となります。
牛や馬などの大型の哺乳類や、魚類・昆虫などは対象外です。また、特定動物や特定外来生物に指定された動物、これらに類する動物も対象外です。
※上記以外の避難所・避難施設はスペースが限られているため、ペットとの同行避難はできません。
※災害の危険がある場合、上記の避難所の一部を開設しないことがあります。市役所からの情報をご確認ください。
最低一週間分を用意しましょう
ペットと一緒に避難所に移動し、一緒に受付してください。
なお、避難所ではペットの放し飼いはできないので、必ずキャリーケース等にいれるか、リードに繋いで連れてきてください。
※避難所にはペット用の備蓄はありません。また、人間用の物資と比べて救援物資が届くまでに時間がかかります。最低でも一週間分程度の量を用意してください。
避難所でのペットの飼育全般(餌やり、散歩、糞尿処理、飼育スペースの清掃など)は、全て飼い主の責任で行います。
避難所運営スタッフがこれらの作業を行うことはありませんので、ご理解ください。
※いずれの場合も放し飼いはできないので、必ずリードや飼育ケージを用意してください。
トラブル防止のため、ペットの飼育スペースと人間の居住スペースは明確に区別されています。
ペットの飼い主であっても、ペットと同じ部屋で過ごすことはできず、飼育に必要な時間以外は人間の居住スペースで生活することになります。
キャリーケースなどに慣らしましょう
避難所でのトラブルを防止するため、飼い主は日頃からペットのしつけや健康管理を行いましょう。特に、キャリーケースやケージに慣らしておくことや、各種予防接種を定期的に行うことが重要です。
災害時にペットと離ればなれになってしまったときのために、首輪や名札などで身元表示をしましょう。可能であれば、半永久的に識別可能な身元証明としてマイクロチップを入れておくとより安心です。
一緒に連れて避難できる頭数は限られているので、適正な頭数を飼うようにしましょう。
既に多頭飼育をしており、自分だけでは全てのペットを避難させることができない場合は、親戚や近所の人など避難を手伝ってくれる人を探しておきましょう。
普段から放し飼いをしていると、災害時に連れていくことができません。交通事故などから猫を守るためにも、できるだけ室内で飼うようにしましょう。