更新日:2019年10月11日
市には猫に関する次のような苦情や相談が寄せられています。
都市化が進み、住宅事情が変化する中、猫の放し飼いによるトラブルが増えています。飼い主は猫の習性を理解した上で、飼っている猫が近隣に迷惑をかけないように、適正な飼育に努めなければなりません。
猫を飼うことは、その一生について責任をもって面倒をみることです。「かわいい」という気持ちだけでは生き物は飼えません。本当に一生涯面倒が見られるか、飼い始める前によく考えましょう。
上下運動のできる場所やリラックスできる場所を用意するなど、環境を整えれば、猫は屋内だけで心身ともに健康に過ごすことができます。交通事故や繁殖、ウィルス・細菌などの感染症、迷子等の防止のためにも、猫は屋内で飼うようにしましょう。
生まれる命に責任が持てないのであれば、不妊去勢手術を行いましょう。手術は、なるべく早期に実施することが有効です。最初の発情の前に行えば、一生涯繁殖に関するストレスから解放し、安定した生活をおくらせることができます。
また、不妊去勢手術を行った猫は、一般におだやかな性格になり、多くの病気のリスクが軽減され、より健康に長生きすることができます。
迷子や災害の際にも飼い主の元に戻れるように、飼い主の氏名、電話番号などの連絡先を記した首輪や名札などを装着するようにしましょう。
動物病院で健康診断を受けるなど、日頃から病気にならないように健康を管理しましょう。
餌を与えるだけの行為は、飼い主の不明な猫が集まり、仔猫が産まれて、結果として野良猫を増やしてしまいます。そして、糞尿などにより近所に迷惑をかけることになります。周辺住民のすべての方が猫好きとは限りません。
餌を与える場合は、動物の愛護及び管理上好ましくない事態を引き起こさないよう、次のことを守ってください。
飼い主のいない不幸な猫の繁殖を防ぐとともに、行動範囲が狭くなって、発情期の鳴き声やマーキングなども抑えられます。
餌は世話をする人の自宅または周辺住民の理解が得られる場所で与え、食べ終わったら速やかに回収し、置き餌はしないようにしましょう。
餌を与える人の自宅または周辺住民の理解が得られる場所に猫用トイレを設置し、そこで排泄させるようにしましょう。排泄場所は常に清潔に保ち、排泄物は速やかに片付けましょう。
また、トイレ以外の場所に排泄してしまった場合も、すみやかに処理、清掃してください。
屋外で生活している限り、交通事故や感染症などの危険は避けられません。屋内で飼育してもらえる新しい飼い主を探す努力をしましょう。
野良猫がその地域で生活するためには、周辺住民の理解が不可欠です。まず、周辺住民に対し野良猫の世話をすることについて説明し、理解を得た上で行いましょう。
野良猫への無責任な餌やりはやめましょう!
道路や公園等の公共の場所において、衰弱または負傷した犬、猫等の動物を発見した場合で、所有者が判明しないときは下記に連絡してください。動物の愛護及び管理に関する法律第36条第2項の規定に基づき、山形県が収容します。
◆庄内保健所生活衛生課(電話:0235-66-5663)
なお、市および県で、上記に該当しない猫(衰弱または負傷等していない野良猫など)の捕獲は行っていません。
万が一、飼い猫を飼えなくなった場合には、飼い主の責任で新しい飼い主を探してください。
絶対に捨てないでください。
なお、所有者の判明しない猫を拾得した場合は、庄内保健所生活衛生課(電話:0235-66-5663)に連絡してください。
猫が家の敷地に侵入するのを防ぐ方法を紹介します。
これらは、比較的効果が高いと言われている方法ですが、必ずしも一度で効果のあがるものではありません。
猫にこの場所は不快な場所だと覚えさせることが大切です。根気よく続けてください。