更新日:2025年1月9日
アディクション(嗜癖)とは、特定の物質や行為を「やめたくても、やめられない」状態のことを言います。特定の物質や行為への要求がエスカレートし、それをコントロールする脳の機能が弱くなることで進行していく病気です。
医療法人山容会 山容病院院長小林和人氏を講師に開催した、市民健康講演会(令和6年11月29日開催)での内容を一部紹介します。近年はスマートフォンの普及によりだれでも簡単にギャンブルやゲームをすることができます。そのため「いつでもやめられる」と自覚しにくいまま、ギャンブル障がい、ゲーム障がいになる方が増えています。一方で、適切な支援(治療や教育、自助グループ活動、周囲の理解等)により回復することができます。また、嗜癖にならないために『手間をかける、プロセスを楽しむ行動を心がける』『飲酒やギャンブル等は非日常の楽しみとする』、『ストレス対処法を複数持つ、組み合わせる』などの生活の工夫も大切です。
依存症啓発パンフレット「やめたくても、やめられない…」(お酒・ギャンブル・薬物)(PDF:2,087KB)
「ギャンブル問題でお困りのご家族へ」(PDF:1,340KB)
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