更新日:2024年11月21日
お酒は自分に合った適量を守って楽しむことが大切です。過度の飲酒が続くと健康を害したり、社会問題を引き起こしてしまう恐れがあります。
厚生労働省によると、“節度ある適度な飲酒量”は、純アルコールで20gとしています。ただし、個人差があり、体質的にお酒に弱い人、女性、高齢者はアルコールの分解速度が遅く、影響を受けやすいため、10g程度にすることが推奨されています。
また、男性で一日平均40g以上、女性で20g以上の純アルコールを摂取すると、生活習慣病のリスクが高まるとされています。
下の表のどれか一つまでで純アルコール量20gとなります。女性や高齢者は、表の半分の量を目安にしましょう。
あくまでも適量は目安であり、個人差があります。特に、ビール1杯程度で赤くなる人はアルコールを分解する働きが弱い体質です。無理に飲むと急性アルコール中毒になる可能性もあるため、注意が必要です。
厚生労働省では、純アルコール量とアルコール分解時間を把握するためのWebツールを掲載しています。
飲酒は、純アルコール量に着目しながら飲酒量を決めて、健康に配慮した飲酒を心がけることが大切です。自分の飲酒量をチェックしてみましょう。「アルコールウォッチ」で飲酒量をチェック(外部サイト)
厚生労働省は「健康を守るための12の飲酒ルール」を提案しています。
(※)少量の飲酒後に顔が赤くなったり、心臓がどきどきしたりする生まれつきの体質のこと
1日当たりの純アルコール摂取量が、成人女性で20g以上、成人男性で40g以上の飲酒を続けていると、様々な健康問題のリスクが高まると言われています。過度な飲酒が続くことで、肥満や高血圧、心疾患、糖尿病さらには脂肪肝、アルコール性肝炎、がんなどの体の問題が起こりやすくなるだけでなく、睡眠障害やうつ病、アルコール依存症などを引き起こしてしまう恐れがあります。
アルコール依存症についてはこちらをご覧ください。
依存症啓発パンフレット「やめたくても、やめられない…」(PDF:2,087KB)
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