更新日:2016年10月1日
ふもとにある總光寺から車で縫うように山道を登ると、ときおり、樹々の間から庄内平野の田園風景が垣間見え、さらに登っていくと視界がパッと開け、広大な風景がパノラマとなって広がります。
山頂には阿部次郎の文学碑が建っており、、「まさに海に入らうとする最上河とその周囲に発達せる平野は、鳥海山と月山の中央山脈の山塊を盟友として、幼い私の魂をその懐の中に育ててくれたのである」と刻れています。そこからは空と日本海が水平線上で出会い、最上川が庄内平野を縫って流れる雄大な景色を眺めることができます。
ここ眺海の森は、北に鳥海山、南に月山と大自然の恵みを満喫することができる場所です。
秋になると広葉樹が一斉に染まり、縫うように登る山道の傍らには、綺麗に彩った樹々が広がります。ここ眺海の森は、紅葉のスポットにもなっています。