更新日:2020年2月3日
井戸水は、絶えず流れている地下水を汲み上げているので、常に一定の水質であるとは限りません。周りの環境変化によって影響を受けたり、汚染されたりする可能性があります。
酒田市では浜中地区の地下水について、山形県による定期監視調査を続けていますが、一部の生活・飲用井戸から、環境基準を超える硝酸性窒素が検出されています。
地下水に硝酸性窒素が多く含まれていると、血液の酸素を運ぶ能力が阻害される「メトヘモグロビン血症」により、健康を害する恐れがあります。特に、乳幼児は硝酸性窒素に敏感なため、注意が必要です。
飲用井戸の衛生確保は、設置者の自己責任です。水道水の給水区域外の場合など、やむを得ず井戸水を飲用する場合は、定期的な水質検査や清掃など、適切な管理に努めましょう。
また、水道水は安全な水を供給できるよう管理されています。安心して水を使えるよう、できるだけ水道水を利用しましょう。
山形県では、上記要領のとおり、飲用井戸などの衛生対策に関する指導基準を定めています。
一般細菌、大腸菌、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素、塩化物イオン、有機物、ph値、味、臭気、色度、濁度
テトラクロロエチレン及びトリクロロエチレンなどに代表される有機溶剤、その他水質基準項目のうち周辺の状況や水質検査結果などから判断して必要となる項目
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