更新日:2026年4月1日
私たちは、家庭や経済活動において水を使っています。水は、私たちの健康を支えています。経済活動における工場等からの排水には、環境へ負荷が生じないように一定の水質基準が設けられています。各家庭の生活排水は、下水管により下水処理場に運ばれ、汚れをきれいにしたうえで川に戻されます。見えないところで、あなたの快適を支える下水道の役割を振り返ってみましょう。
※川や海の汚れの原因約7割は、家庭から未処理のまま流される生活雑排水によるものです。
トイレや洗濯、台所などから流された汚水がそのまま川や海に流れ出たら、魚が住めないばかりか悪臭により環境汚染になってしまいます。下水道は汚れた水をきれいにして川に戻します。
下水道がなければ、生活排水は住宅の周りに溜まり、悪臭やハエ、蚊などの発生源となります。下水道は、各ご家庭の生活排水を処理場まで運び、あなたの快適な生活を支えています。
くみ取り式トイレを知らない方は今や珍しくなくなりましたが、くみ取り式では、し尿(大便や小便)は各家庭の便槽に溜めて自分でくみ取りを依頼する必要がありました。くみ取り式から脱却するには、下水道敷設が必要でした。トイレの水洗化により、し尿は下水道管を通ってクリーンセンター(処理場)へ運ばれ集合処理されます。
大雨が降ると、水はけの悪いところや土地の低いところに建っている家は、浸水して大きな被害を受けることがあります。合流式下水道は大雨による被害を軽減させます。
降雨強度(雨の降る量)は7年に一度降るであろう雨の量=1時間あたり50.4ミリとして設計されていますので、近年の局地的大雨では一時的に道路が冠水したりする場合があります。
※合流式とは、雨水と汚水を同じ下水道管に取り入れ、処理場まで運ぶ方式です。
下水道が使用できる区域となったときは、1年以内に宅地内の排水設備工事を行い、下水道に接続してください。また、くみ取り便所は3年以内に水洗便所に改造しなければなりません。