更新日:2019年10月16日
広く公共の福祉や市勢の発展に尽力され、功労が特に顕著な個人または団体、市民の模範となる篤行者、市民生活の向上や公共的活動に尽力した方を表彰するものです。
佐藤修三氏
昭和37年に東海銀行に入行し、都内支店長、ニューヨーク支店長および常務取締役本店営業部長などを歴任。現在は株式会社ISIDフェアネスの顧問をされ、豊富な知識と持ち前の鋭い感覚で本市と大手企業との橋渡しをはじめ、本市の産業振興のため尽力されました。
また旧酒田商業高校東京同窓会「紫紺会」の会長時代は、首都圏に在住する、多くの卒業生の絆を深める活動を精力的に行いました。
さらに「酒田ビジネス大使」「酒田ゆかりのビジネスパーソン」として、多くの企業情報を提供していただき、本市の企業誘致活動に現在もご尽力をいただいております。
また庄内出身の学生の宿舎「荘内館」の支援にも取り組まれ、平成20年からは、県内出身学生を支援する「財団法人やまがた育英会」の立ち上げや公益財団法人化に尽力され、現在は「公益財団法人やまがた育英会」の業務執行理事として、積極的に学生の地元回帰にも力を注がれております。
このように、本市の地域経済の振興と発展に多大な貢献をされました。
平成19年4月/酒田ビジネス大使
平成23年4月/公益財団法人やまがた育英会業務執行理事
平成24年4月/酒田ゆかりのビジネスパーソン
高橋義夫氏
昭和60年4月から旧松山町の高橋歯科医院で勤務され、地域歯科医療・保健衛生の普及活動に積極的に努められました。また酒田地区歯科医師会の会長として豊富な見識と卓越した医術を十分に発揮され、市民の歯科衛生思想の普及向上に貢献されました。
山形県歯科医師会においても監事、理事、代議員などの要職を務められ、本市はもとより県内の地域歯科医療ならびに保健衛生の発展向上に大きく貢献されました。
この間、地域医療連携、在宅訪問歯科診療に力を注ぎ、講演会や講習会を開催し、医師会、薬剤師会、ケアマネジャーそして施設職員との連携や協力体制を強化しました。
特に、平成28年に施行された「酒田市歯と口腔の健康づくり推進条例」の制定や、平成30年の山形県・酒田市病院機構や酒田地区歯科医師会などの9法人からなる地域医療連携推進法人日本海ヘルスケアネットの設立にあたっては、酒田地区歯科医師会長として尽力されました。
このように、市民生活向上のため、医療・保健衛生・環境改善などの分野で市政の発展に多大な貢献をされました。
平成23年4月/山形県歯科医師会代議員
平成25年6月/酒田飽海学校保健会副会長
平成27年5月/酒田地区歯科医師会会長
武田正三氏
平成18年から亀ケ崎地区内の老人クラブ「亀寿会」の会長を務められ、リーダーとして地域を支えるさまざまな活動に尽力されました。また平成19年からは酒田市老人クラブ連合会の亀ケ崎地区代表理事、平成23年からは酒田市老人クラブ連合会酒田支部副支部長、平成25年から酒田支部長、酒田市老人クラブ連合会会長という重責を担われました。さらに庄内地区老人クラブ連絡協議会副会長も歴任されました。
このように本市をはじめ、庄内地区の老人クラブの指導者的役割を担い老人クラブの育成指導に力を尽くされ、社会福祉の向上に大きく貢献されました。
平成18年4月/亀寿会会長
平成25年4月/市老人クラブ連合会会長
庄司冨由子氏
平成23年から庄内漏水調査株式会社の代表取締役に就任し、市内において公道漏水などの事故が発生した際には、夜間・休日を問わず現地確認、緊急対応可能な工事店の調整や資材の手配を迅速に行い、自らも復旧作業に率先して携わるなど、安心安全な水道を守り続け、市民生活を支えてこられました。
また酒田管工事協同組合の理事を務め「水道施設の災害に伴う応援協定」締結にご尽力いただいたほか、全国に先駆けて実施した鉛製給水管の解消にも携わるなど、地域の発展およびまちづくりに大きく貢献されました。
平成7年4月/酒田管工事協同組合理事
平成23年4月/庄内漏水調査株式会社代表取締役
上林英樹氏
昭和43年に日出輝無線サービスを創業して以来、51年にわたり、電波障害によるテレビ受信の改善に向けて、その道一筋に貢献してこられました。
この間、市民から電波障害に関する相談を受けた際は、各方面に対する交渉の協力や助言を行うなど、常に相談者に寄り添いながら対応されてこられました。テレビ共同受信施設が整備された後は、受信者側の管理組合の設立を提案し、規約や連絡体制の整備、各種相談や協力、指導まで、幅広くアドバイザーとして尽力されており、市民生活の向上や地域の発展に大きく貢献されました。
昭和43年4月/日出輝無線サービス創業
昭和57年2月/有限会社日出輝無線サービス設立、同代表取締役
澤口與四一氏
昭和40年に飛島の沢口旅館に就業後、53年間にわたり、飛島観光産業の第一線で活躍されてきました。この間、飛島遊漁船組合長や飛島観光協議会の会長を務め、誘客の促進を図られました。
また飛島へ移住した若者への支援として、とびしま未来協議会や合同会社とびしまの設立運営に尽力されたほか、市が進めた鳥海山・飛島ジオパークの認定審査では、島民代表として意見をいただくなど、認定の際の大きな一助となりました。
飛島において、観光産業を柱として地域振興や若者の育成に大きく貢献されました。
平成8年4月/飛島遊漁船組合長
平成14年4月/飛島観光協議会会長
兵藤満喜子氏
平成7年に八幡町民生委員・児童委員を委嘱されて以来、25年の長きにわたり、常に住民に寄り添い、相談や支援を行うなど地域福祉の向上に努めてこられました。特に一人暮らし老人への声掛け活動などへの参加により住民福祉の向上に貢献されております。
また八幡民生委員・児童委員協議会の副会長、会長を歴任し、会員相互の連携が十分に取れる協議会運営に尽力されました。
さらに、特別養護老人ホームでボランティア活動を行うなど、長年の活動により、本市の社会福祉の向上に大きく貢献されました。
平成7年12月/八幡町民生委員・児童委員
平成29年12月/八幡民生委員・児童委員協議会会長