更新日:2021年6月4日
2012年に飛島へUターンされました。
NPO法人パートナーシップオフィスに所属されていた時に、飛島クリーンアップ作戦の事務局を担当したことをきっかけに、仕事でも飛島と関わる機会が増えたそうです。とびしま未来協議会の事業で「カフェスペースしまかへ」を運営することになり、スタッフとして飛島にUターン移住されました。
飛島で一年を通して十分な仕事があるのか、心配されました。
特に暮らしの面では不自由なことはなかったと話されます。しかし、酒田での生活でできたつながりやコミュニティから離れてしまうことが不安だったようです。
現在は、合同会社とびしまに所属し、カフェスペースしまかへの運営を主に担当されています。観光の拠点として島の食や情報を提供し、島民と観光客をつなぐ場所になることを目指していると陽子さんは話されます。また、飛島の食材を加工したり、お土産品を開発・作成もされています。
人と人とのつながりが温かくて深いところです。
子どもの頃から住んでいた飛島は、Uターン後、特に豊かな島だと感じているそうです。自然・歴史・文化について知らなかったことが多く、先人の知恵を日々感じながら生活していると話します。
「飛島では、昔から脈々と築かれてきた文化を今でも生活に反映させて暮らし、それを学び、体感することの面白さは、私たちがこの場所に留まる理由の一つになっています。」