更新日:2024年8月22日
市では、市町村合併前の旧酒田市において、戦後50年の節目にあたる1995(平成7)年6月21日に「酒田市平和都市宣言」を議決しています。また、2008(平成20)年3月25日には、1市3町の合併で協議事項とされていた「酒田市平和都市宣言」を新酒田市としても継承し議決しています。
宣言文は、上記のリンクをご覧ください。
酒田市平和都市宣言記念碑は、現庁舎の正面玄関入口付近に設置しています。
今年も、市民の皆さんの平和への願いが込められた折り鶴(千羽鶴)を7月中に受け付けしました。集まった折り鶴は、本庁舎1階フリースペースにおいて展示した後、8月19日に被爆地の広島(平和記念公園)と長崎(原爆資料館)に送り届け、奉納しています。
多くの市民の皆さんからご協力をいただき、ありがとうございました。
本庁舎1階フリースペースにおいて展示
今年は約4万3千羽の折り鶴が寄せられました。
被爆アオギリ二世は、旧広島逓信局の中庭で被爆した親木の種から育ったものです。親木は焼け焦げた幹から芽を吹き返し、市民に生きる勇気と希望を与え、核兵器廃絶と世界の恒久平和の実現を訴えかけています。親木は1973(昭和48)年、広島市平和記念公園に移植されました。
戦後70年の節目にあたる2015(平成27)年6月30日、市が加盟する平和首長会議を介し広島市から贈られた苗木を、市の飯森山公園内に植樹しました。植樹した場所は、原爆が投下された広島市を取材し、写真集「ヒロシマ」を出した土門拳(酒田市出身)ゆかりの土門拳記念館の近くです。市では、平和の思いを託されたこのアオギリを大切に育てていきます。
植樹してから9年が経ちました。[2024(令和6)年8月6日撮影]
樹高 190cm(昨年の同時期から55cm伸びました)