更新日:2023年12月13日
住宅用火災警報器は、平成18年に住宅への設置が義務化されました。
この警報器は住宅の火災を早期に発見し、住民や近隣の住宅に知らせることができます。また、その警報音を聞いた住民からの119番通報により、消防機関の早期覚知、迅速な消火活動に繋がります。
全ての住宅で火災の発生を未然に防ぎ、自分の命や大切な家族の命を火災から守るために、適切な場所へ設置をお願いします。
住宅用火災警報器設置例
近年の住宅火災では逃げ遅れで亡くなる方が多くなっています。
火災の発生は就寝時間帯が多く、昼間に比べると火災に気付くまでの時間がかかり、逃げ遅れに繋がってしまいます。
このため、自宅の寝室部分及び寝室から屋外に逃げるための避難経路(階段)に設置が義務付けられています。
住宅用火災警報器はご自分で設置することができます。
製品の取扱説明書をご確認のうえ、設置をお願いします。
壁またははりから設置場所までの距離
換気口等の空気の吹き出し口からの設置場所までの距離
天井から設置場所までの距離
10年が経過した住宅用火災警報器は電池切れや故障といった不具合が発生することがあります。
万が一火災が発生した際、有効に作動するように10年が経過したものは、交換を推奨しています。
また、設置から経過年数がわからない、一度も点検をしていない場合は、住宅用火災警報器本体の点検をお願いします。
点検方法は以下の方法があります。
押しボタンがある場合
点検ひもがある場合
点検する時には、以下の「住宅用火災警報器交換診断シート」をぜひご活用ください。
定期的な作動確認で住宅用火災警報器の維持管理をお願いします。
住宅用火災警報器交換診断シート(表)
住宅用火災警報器交換診断シート(裏)
酒田地区広域行政組合 消防本部予防課 設備指導係
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