更新日:2025年4月21日
松山能は、松山藩主酒井忠恒(ただつね)の時代で寛文の頃(1661~1673)、江戸勤番の松山藩士が能楽を修得したことに始まりました。明治維新後、藩政の解体、武家の没落によって消滅の危機をに瀕しましたが、その後、演能団体「松諷社(しょうふうしゃ)」に引き継がれ、現在まで継承されています。昭和55年(1980)に県の無形民俗文化財に指定されました。
年3回「雪月花」の能と題して、定期的に上演されています。
松山の歴史遺産や伝統文化を広く紹介することに加え、能関係者の追悼供養として、平成6年(1994)に始まりました。小雪が舞う季節に行われ、上演後は、振る舞い酒や納豆汁で体を温めながら、松諷社会員と観客との交流会が行われます。
1月第4土曜日
入場券が必要です。
歴史公園の竣工を記念するとともに、松山の風物詩にしようと昭和57年(1982)に始まりました。初夏の夜風を感じながら、かがり火に浮かび上がる大手門を背景に上演されます。
6月第2土曜日
入場券が必要です。
明治以後に始まったとされる奉納上演です。松山藩創立期の祈願所だった皇大神社の例祭で上演されます。
8月20日
本町皇大神社(酒田市蔵小路)
無料