更新日:2023年5月26日
令和5年5月15日から21日の1週間における山形県内市町村の市街地(人口稠密地)でのクマの目撃件数が7件となりました。「山形県ツキノワグマ出没注意報等発令実施要領」における注意報発令の基準である1週間の市街地におけるクマの目撃件数が5回以上となったため、県みどり自然課よりクマ出没注意報が発令されました。酒田市内の山間部においてもクマの出没が相次いでいるためより一層の注意をお願いいたします。
入山する場合は必ず2人以上で入山し、鈴やラジオなど音の出るものを携帯し、音をたてながら行動しましょう。
クマは早朝や夕方の薄暗い時間帯に活発に活動しますので、この時間帯には入山しないようにしましょう。
人間のものと同じくらいか、それよりも大きい新しい糞や足跡を見つけたら、近くにクマがいる可能性が高いので、そっと立ち去りましょう。
新聞やテレビなどで、クマの出没情報や、クマとのトラブルが報じられた地域には、入山しないようにしましょう。
山の中に、食べ残しや空き缶などを残さないようにしましょう。クマが味を覚えて人や里に接近する原因になります。
大声を出したり、ものを投げたりするとクマが興奮して危険です。遠くで目撃した場合は、落ち着いて静かにその場から立ち去ってください。
クマから目を離さずゆっくりと後退してください。ザックなど持ち物がある場合には、それを置いて、気をそらしながら後退することで攻撃をかわせる場合もあります。クマは逃げるものを追いかける習性があるので、背を向けて逃げたりすることは、かえって危険です。慌てて大声を出したり、クマを刺激しないように注意してください。
近くに必ず親グマがいます。近づいたりすると子グマを守るため襲ってくることがあります。周囲の物音などに注意しながら、そっと立ち去ってください。