更新日:2025年8月19日
令和7年6月24日から30日の1週間における市街地(人口稠密地)でのクマの目撃件数が10件以上となりました。「山形県ツキノワグマ出没警報等発令実施要領」における警報発令の基準である1週間の市街地におけるクマの目撃件数が10件以上となったため、山形県よりクマ出没警報が発令(発令期間:令和7年7月3日から8月31日まで)されました。今年は、例年より早い時期からクマの目撃・出没が報告されています。いつでも・どこでも・誰でもクマに遭遇するリスクがありますので、より一層の注意をお願いします。
令和7年8月6日(水曜)午前11時45分頃、鶴岡市辻興屋地内で、農作業中にクマに襲われる事案が発生しました。県内では7月25日(金曜)にも川西町玉庭地内で人身被害が発生しています。2つの事案はともに畑で発生しており、より一層の注意が必要です。今後も人身被害が発生するおそれがありますので、以下を参考に、改めて注意していただきますようお願いいたします。
鈴やラジオなど音の出るものを携帯し、音をたてながら行動しましょう。農作業中においても常に音のでるものを携帯してください。
クマは早朝や夕方の薄暗い時間帯に活発に活動しますので、この時間帯での行動は注意しましょう。農作業に際しては単独での作業は避けてください。
人間のものと同じくらいか、それよりも大きい新しい糞や足跡を見つけたら、近くにクマがいる可能性が高いので、そっと立ち去りましょう。
新聞やテレビなどで、クマの出没情報や、クマとのトラブルが報じられた地域で活動する場合は、周囲に十分気を付けましょう。(入山しない・近づかないようにする)
食べ残しや空き缶などは山中や森林内に残さないようにしましょう。クマが味を覚えて人や里に接近する原因になります。
【注意】倉庫や車庫にクマが侵入しないように出入口は必ず閉め、夜間や長期不在の場合には施錠するようにしてください。
【注意】果樹を収穫する際には、落下事故などに十分注意し、複数の方で作業するなど無理のない範囲で行うようにしてください。
警察から、登録者の携帯電話やパソコンに対して電子メールで安全安心情報を提供するネットワークです。犯罪発生や交通安全に関する情報のほか、市街地等に出没したクマなどに関する情報を「有害鳥獣出没情報」として配信します。どなたでも無料で登録することができます。(通信費はご利用者の負担となります)
やまがた110ネットワーク(山形県警ホームページ)(外部サイト)
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