更新日:2023年9月16日
秋はクマが冬眠に備えてエサを求め、行動が活発になります。このため、山林などでクマに出合う可能性が高くなり、思わぬ事故にあうおそれがあります。
今年のブナの実りは凶作が見込まれており、今後もクマが人里へ出没することが予想されます。県内での人身被害は過去10年間で21件発生し、その6割が9月~11月に発生しています。過去にはキノコ採りや渓流釣りで山を訪れた際にクマに遭遇し、大怪我をする人身被害が発生しており、また、自宅敷地内でも人身被害が発生しています。被害にあわないために、出没危険箇所へは立看板を設置し、出没箇所については市ホームページで公表していますのでご確認をお願いします。加えて、行楽やキノコ採り等で、山を訪れる際などには、次のことに注意してください。
◎8月13日(日曜)午後、白鷹町山口地内の一般住宅敷地内で人がクマに襲われ、腕などを負傷する人身被害が発生しました。8月13日現在で県内において人身被害が4件発生しており、この時期としては過去最多の発生件数となっております。山に入る場合や里山での活動に際しては、複数人での入山やラジオ、鈴、笛などで音を立てながら行動するなど十分に注意をお願いします。
入山する場合は必ず2人以上で入山し、鈴やラジオなど音の出るものを携帯し、音をたてながら行動しましょう。
クマは早朝や夕方の薄暗い時間帯に活発に活動しますので、この時間帯での行動は注意しましょう。
人間のものと同じくらいか、それよりも大きい新しい糞や足跡を見つけたら、近くにクマがいる可能性が高いので、そっと立ち去りましょう。
新聞やテレビなどで、クマの出没情報や、クマとのトラブルが報じられた地域には、入山しない(近づかない)ようにしましょう。
山の中に、食べ残しや空き缶などを残さないようにしましょう。クマが味を覚えて人や里に接近する原因になります。
圃場でのデントコーン等の食害や畜舎内外での飼料の食害、畜舎・付属設備等の損壊が多く発生しております。以下の点について再度確認していただき、十分に注意してください。
警察から、登録者の携帯電話やパソコンに対して電子メールで安全安心情報を提供するネットワークです。犯罪発生や交通安全に関する情報のほか、市街地等に出没したクマ等に関する情報を「有害鳥獣出没情報」として配信します。どなたでも無料で登録することができます。(通信費はご利用者の負担となります)
やまがた110ネットワーク(山形県警ホームページ)(外部サイト)
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