更新日:2024年6月20日
令和6年5月20日から26日の1週間における市街地(人口稠密地)でのクマの目撃件数が5件となりました。「山形県ツキノワグマ出没注意報等発令実施要領」における注意報発令の基準である1週間の市街地におけるクマの目撃件数が5回以上となったため、山形県よりクマ出没注意報が発令(発令期間:令和6年5月28日から8月31日まで)されました。今年は、例年より早い時期からクマの目撃・出没が報告されています。いつでも・どこでも・誰でもクマに遭遇するリスクがありますので、より一層の注意をお願いします。
令和6年6月20日(木曜)午前6時30分頃、山形市蔵王温泉登山道(祓川コース)姥神・菖蒲沼ゲレンデ付近にて、単独で登山中の方がクマに襲われ、顔や肩などを負傷する事案が発生しました。県内では今年2例目の人身被害となります。これからの時期は登山や行楽などで山を訪れる方が多くなりますが、例年、県内での人身被害は山で多く発生しております。山に入る場合や里山での活動に際しては、複数人での入山やラジオ、鈴、笛などで音を立てながら行動するなど十分に注意をお願いします。
秋田県内ではクマの目撃情報が多く、現在、出没警報が発令されています。秋田県外から入山された方がクマによる人身被害に遭うケースも発生しているため、秋田県知事より、隣県の住民向けに秋田県内の次の地区において入山禁止措置が発出されました。指定された地域には絶対入らないようにしてください。また、入山可能な地域でもクマ鈴やラジオの音を出すなどして、人の存在をアピールしながら行動し、クマとの鉢合わせをさけてください。
詳しくは秋田県公式ホームページ美の国あきたネットを参照してください。
入山する場合は必ず2人以上で入山し、鈴やラジオなど音の出るものを携帯し、音をたてながら行動しましょう。
クマは早朝や夕方の薄暗い時間帯に活発に活動しますので、この時間帯での行動は注意しましょう。
人間のものと同じくらいか、それよりも大きい新しい糞や足跡を見つけたら、近くにクマがいる可能性が高いので、そっと立ち去りましょう。
新聞やテレビなどで、クマの出没情報や、クマとのトラブルが報じられた地域には、入山しない(近づかない)ようにしましょう。
山の中に、食べ残しや空き缶などを残さないようにしましょう。クマが味を覚えて人や里に接近する原因になります。
【注意】倉庫や車庫にクマが侵入しないように出入口は必ず閉め、夜間や長期不在の場合には施錠するようにしてください。
【注意】果樹を収穫する際には、落下事故などに十分注意し、複数の方で作業するなど無理のない範囲で行うようにしてください。
圃場でのデントコーン等の食害や畜舎内外での飼料の食害、畜舎・付属設備等の損壊が多く発生しております。以下の点について再度確認していただき、十分に注意してください。
警察から、登録者の携帯電話やパソコンに対して電子メールで安全安心情報を提供するネットワークです。犯罪発生や交通安全に関する情報のほか、市街地等に出没したクマ等に関する情報を「有害鳥獣出没情報」として配信します。どなたでも無料で登録することができます。(通信費はご利用者の負担となります)
やまがた110ネットワーク(山形県警ホームページ)(外部サイト)
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