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令和6年3月1日号さかたの風(仙台育英学園高等学校3年生 住石 孝雄さん)

更新日:2024年3月13日

やるからには自分がどこまで成長できるか挑戦したい

2022年の夏、東北勢初となる甲子園での優勝、続く2023年には準優勝という輝かしい実績を築いた仙台育英高校。レギュラーメンバーとして活躍した住石孝雄さんに、野球への思いやエピソードそして、これからの目標について聞きました。

仙台育英学園高等学校3年生  住石 孝雄さん

父の影響で始めた野球

野球経験者である父親の影響もあり、物心つく頃には野球に触れていたという住石さん。「父と一緒にキャッチボールをしたり、遊び感覚で自然に始めていました」と幼少期を振り返ります。少年時代は学童野球チームの松原ハーバー、中学生硬式野球クラブの酒田リトルシニアに所属し、中学2年生の冬には本格的に野球の道に進むことを決意したそうです。「仙台育英を志望したのは、寮生活をはじめ野球に専念でき、全国から集まる仲間たちと切磋琢磨していく環境に魅力を感じたからです。父からは『行くからには自分の力でやれるだけやってこい』と後押しされましたが、母は心配する気持ちの方が強かったかもしれません」と当時の心境を話してくれました。

憧れの舞台、甲子園へ

高みを目指してスタートした仙台育英での野球生活。しかし、入学当初は不安もあったそうです。「全国から強い選手が集まっていましたからね。でも、強豪校に入ったからには試合に出て活躍したいという思いが強かったです。そのために集中する時間を決め、量だけではなく質も意識して実戦練習に取り組みました。寮生活は日々高め合う仲間と一緒で楽しかったです」
日ごろから栄養面に気をつけ、自主トレーニングに励んで自己管理に努めたという住石さん。その成果もあり、2022年の甲子園ではスタメンの座をつかみ取ります。甲子園の舞台に立ったときの気持ちを尋ねると「他の球場とはまったく雰囲気が違って、やっぱり甲子園は特別な場所だと感じました。プレーの一つ一つに歓声が上がるので、試合を楽しむことができました」と話します。
この年、仙台育英は東北勢悲願の初優勝を果たしますが、住石さんとしては悔しさもあったそうで「最初はスタメンでしたが、途中からは調子が上がらず試合に出られませんでした。もちろん優勝はとてもうれしかったですが、個人としては悔しい気持ちもありました」

けがからの復帰

その悔しさをバネに春のセンバツに向けて練習に打ち込む中、右手小指骨折という試練が降りかかります。「けがをしたときは、練習で積み重ねてきたことを全部失ってしまったと感じました。でも、須江監督から『できることをやっていこう』と言葉をかけてもらい、チームメイトや地元の友達も『夏の甲子園に戻ってくるのを期待している』と励ましてくれたので、やれることを頑張ろうと立ち直れました」。いつも温かく応援してくれる地元酒田からの声にも力づけられたといいます。
そして2023年の夏、住石さんは再び甲子園で活躍します。準優勝という結果には「優勝で終わりたかったという思いはもちろんありますが、つながりを意識した打線や磨き上げた守備でチームに貢献することができ、自分の役割を全うできたと思っています」
住石さんは高校3年間の野球生活をやりきったと達成感をにじませました。

新たなるステージに向けて

この春から専修大学へと進学し、野球を続けていく住石さん。これからの目標について「専修大学は現在、東都リーグ二部なので、一部昇格に向けて貢献できる選手になることを目指します。やるからには自分がどこまで成長できるか挑戦したい。応援してくれる両親や友人たちの思いに応えるためにも、やれるところまでやろうというのが今一番の思いです」と意気込みます。
最後に、これから新たな一歩を踏み出す後輩たちへアドバイスをお願いすると「勉強でもスポーツでも、目標を決めてメリハリをつけて取り組むことが大事です。気分が乗らないときは、量より質を意識して行うことを自分も心がけてきました」と住石さん。
真っすぐひたむきに、爽やかな風のように、住石さんは新たなステージへと走り出します。


▲チームメートと一緒の少年時代 小学生時代はキャッチャーも経験(写真手前)

小学6年のとき高円宮賜杯第37回全日本学童軟式野球大会に出場(写真右から2番目)

▲小学6年のとき高円宮賜杯第37回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントに出場(写真右から2番目)

スイングは欠かせない日課

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