更新日:2023年12月22日
山形県内外の在来作物の存在や意義を見つめ直して調査研究している「山形在来作物研究会」では、在来作物のことを「ある地域で、世代を超えて、栽培者自身によって種苗の維持がされながら、特定の用途に供されてきた作物」と定義しています。
カラトリ
在来作物は通常流通する商業品種と違い、地域の食文化財産として、歴史、栽培方法、加工法、調理法などが一体となって受け継がれてきましたが、現在は栽培者の減少による種子等の消失が心配されています。栽培規模が小さいため、一旦栽培が途絶えると種子が二度と復活しなくなるという食文化の消失につながり、それは地域の大切な財産が失われることを意味します。
あさつき
このようなことから本市では、在来作物を地域の旗印にして農業と観光を結び付けることに加え、品種改良せず地道に地域の食文化を担ってきた作物であることを踏まえ、地元での認知度を上げ、地域の人々が買い支える気風を作るなどし、大切に継承していかなければならないと考えています。
升田カブ
平成20年度の調査では、酒田市内で以下の12の在来作物の栽培が確認されています。
これら作物の詳細は「食の都庄内ホームページの庄内のおいしい食材」(外部サイト)などをご覧ください。
※以下のそれぞれの作物別【食の都庄内へ】からもご覧いただけます
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