更新日:2025年10月29日
10月4日(土)、交流ひろばで、ウィズ講座「心理学から学ぶ自信の付け方~『私なんて…』を『私だからできる!』に変える~」を開催しました。
講師には、山形駅前カウンセリングオフィスの代表である伊藤洋子さんをお迎えし、心理学の視点から自己肯定感を育む方法や、自分の強みを再発見するヒントについてお話しいただきました。
前半の講義では、働く女性が直面しやすい「インポスター症候群」などの心理的な壁についてわかりやすく解説。後半のワークでは、明日から実践できる「アクションプラン」の作成に取り組みました。
参加者からは、 「前向きな気持ちになれた」「自分を認めてあげようと思えた」 「段階的に挑戦してみようと思う」「他の方の意見を聞いて励まされた」 など、多くの前向きな感想が寄せられました。
穏やかで温かみのある講師の言葉と、グループワークでの交流を通して、自分を見つめ直す貴重な時間となるとともに、参加者一人ひとりにとって新たな気づきや自信につながるセミナーとなりました。
今後も酒田市では、女性が自分らしく輝き、いきいきと活躍できるためのセミナーを開催していきます。

講師の伊藤洋子さん

参加者にやさしく寄り添う伊藤さん

それぞれのアクションプランを共有

アクションプランを発表
〇自分を認めてあげること、無理に頑張らなくてもいいんだと思えたセミナーでした。一緒の班になった方の意見も聞けて、とても勉強になりました。
〇普段からアクティブにいろいろ挑戦するタイプなのですが、今もう一段階上のことに挑戦できないでいました。「中間地点がある」とのことでアクションプランを大きく分けて刻んで考えるというヒントをいただけたので、段階的にステップアップできるようなアクションプランを立てていきたいと思います。今日立てたアクションプランも実行できるよう頑張ります。
〇自己肯定感が低く、自分を責めてずっとくよくよしてしまう自分が大嫌いでした。しかし、今回のお話をお聞きして、そんな自分も認めて、大丈夫だよと言ってあげられるようになりたいと思うことができました。毎日少しずつ、自分をほめながら生活してみようと思います。本当にありがとうございました。
〇参加して良かったです。前向きな気持ちになりました。ずっとやらなければと思って後回しにしていたことが前進した気がします。

9月30日(火)、株式会社プレステージ・インターナショナル様において、管理職級職員を対象とした出前講座「無意識の思い込みに気づく~働きやすい職場をつくるための男女共同参画の視点~」を開催しました。
前半は、「男女共同参画社会」「ジェンダー」「多様性」などの基礎的な考え方を整理した上で、無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)が人間関係や業務運営に及ぼす影響について説明しました。また、自分自身に向けた思い込み(セルフバイアス)が、自己肯定感やチームの雰囲気にどのように影響するかについても触れ、受講者の方々が熱心にメモを取る様子が印象的でした。
後半は、年齢や性別、職歴などに関するバイアスをテーマに、グループごとのワークを実施。職場の具体的な事例をもとに「どんな思い込みがあるか」「それをどう言い換えたらよいか」を話し合い、ロールプレイを通じて多様な価値観に配慮したコミュニケーションのあり方を学びました。
受講者からは、「自分の中にも多くの思い込みがあることに気づいた」「アンコンシャス・バイアスを恐れず、気づいて改善していく姿勢が大切だと思った」といった感想が寄せられました。
本講座を通じて、受講者一人ひとりが自らの考え方や言動を見つめ直し、互いの多様性を尊重し合える職場づくりへの意識を高める機会となったことと思います。
本市では今後も、企業・団体等と連携しながら、男女共同参画の視点に基づいた働きやすい職場環境づくりを推進していきます。

株式会社プレステージ・インターナショナル管理職級職員の皆さま
〇自分自身の考え方や他者から受けた言葉がアンコンに該当すると気付いていない方も多いと思いますし、私自身もまだ考えが凝り固まっている部分も多いなと感じています。性別や、年代、経験などでの特徴やそこに対する考え方を否定するのではなく、そのような考えもあることを理解したうえで、相手がNoと言えたり相談できる話し方や関わり方をすることが、まず最初にできることだと感じました。他者との関わり方として、仕事だけでなく、私生活でも改めて意識したいと思いました。貴重な学びのお時間をありがとうございました。
〇セルフバイアスは自分自身もあるな、と感じます。部下にもあり、「そんなふうに思わなくていいのに!」と思うこともしばしば。もしかしたら私が部下をあまり肯定していないから、部下の自己肯定感が低いとも言えるのかも。管理者である自分自身の自己肯定感をまずあげられるようセルフケアしていかなければいけないな、という気づきがありました。
〇個人の偏見が組織全体に及ぼす影響の大きさを学びました。採用、チーム内の意見交換といった重要な場面で、無意識のバイアスが不公平な結果を招き、多様な才能が活かされない状況を生み出す可能性があることを理解しました。貴重な機会をいただきありがとうございました。
〇アンコンシャス・バイアスという言葉は知っていましたが、理解できているかといわれるとそうではなかったのでとても勉強になる講座でした。自分の思い込みに気づくことは意識しないとなかなか難しいことですが、今日の講座の内容でアンコンに対する知識が前よりは身についたと思います。みんなが働きやすい職場は自分も働きやすいので、様々な方がいる中でなかなか全員がこういった思いを持って働くのは難しいかもしれませんが、少しでも働きやすい職場と思ってもらえる環境を作っていきたいと思いました。ぜひ社内の管理職全員に受けてもらいたいと思う内容でした。ありがとうございました。

9月26日(金)、酒田看護専門学校さんにおいて、1学年を対象に「LGBTQ+&SOGI講座~性の多様性について考える~」を開催しました。講師に、東北文教大学非常勤講師の齋藤由美子さんをお迎えし、アンコンシャス・バイアスの視点からLGBTQ+とSOGIについて、クイズや例題を交えてとても分かりやすくお話しいただきました。アンコンに関するクイズでは、医療の現場において医師から女性の患者さんに「次は、旦那さんと一緒に来て下さい。」と声掛けしたことに対して、患者がどうして困ったのか?という質問があり、参加者からは、「結婚していないのかもしれない」「一緒に暮らしている方は男性でないかもしれない。」などの意見があり、医療現場での思い込みについて身近に学ぶことができたようでした。
また、医療の現場での性的少数者の問題に関するワークでは、学生の皆さんの反応がとてもよく、グループ内で真剣に考え活発に意見を出し合う様子が見られました。学生の皆さんにとって、性の多様性を身近なこととして受け止める機会となり、とても充実した時間となりました。
アンケートには、「医療従事者になる身として、これから役立てたい。」など、自分事として理解を深めた感想が多くあり、人との関わり方について大切なことを学ぶとても良い機会になったことと思います。

講師の齋藤由美子さん

酒田看護専門学校1学年の皆さん
〇性は多様なものであることに気づいた。
〇看護をしていくうえで、「その人らしさ」を尊重するために必要なことが多くあった。
〇医療現場での困りごと、解決策まで考えたことはなかったので、新しい気づきを得ることができました。
〇病院に勤務するにあたって、これからもっとLGBTQについて知っていきたいと思いました。
〇LGBTQ+に関する知識は、性の理解に加え、生き方を理解するためのものだということが印象に残りました

ウィズ委託講座とは、ウィズと登録団体が講座の業務委託契約を結び、ウィズが規定に基づく上限付きの委託金を団体にお支払いし、団体が自主的に講座の企画・運営を行う事業です。
今年度は、9月21日(日)に、ウィズ登録団体の庄内ちぇりあさんが、「女性のためのこころのケア講座~『境界線』自分を大切にする~」を実施しました。
女性限定のリラックスした雰囲気の中、第1部の「講話」では、講師の後藤麻子さんから、自分のこころのセルフケアのための知識や対処法を学びました。参加者は、真剣にメモを取りながら聴いていました。
第2部の「語り合いの会」では、参加者のみなさんから、職場や身近な人との人間関係などで悩んだりモヤモヤしていることなどが出されました。みんなで共有し解決策を考え、講師からは助言をいただきました。
アンケートでは、「長年のモヤモヤが晴れました!」「無意識にしている行動に、こころの境界という概念が持てると、楽になるということがわかりました。」「過去の自分をゆっくり振り返る機会となりよかった。」などの感想があり、参加者の皆さんにとって、自分をいたわり、前向きな気持ちになれる時間となったようでした。

第1部の様子

第2部の様子
9月20日(土)、希望ホール練習室を会場に、親子で一緒に学び・体験する講座「家事ってチーム戦!~家族で実践 ワクワクお片づけ~」を開催しました。
講師には、ライフオーガナイザーとして活動されている MYトリセツの後藤青葉さんをお迎えし、家族みんなが気持ちよく暮らすための「片づけコミュニケーション」についてお話しいただきました。
会場には、ウィズとしては初の試みであるキッズスペースを設け、大人が講義を聴いている間、お子さまはおもちゃや絵本、ぬり絵などで自由に遊びながら受講できる環境を整えました。お子さまの声が響く中での開催となりましたが、参加者からは「普段から聞き慣れているので気にならなかった」「子どもがのびのび過ごせて安心して参加できた」との声が多く寄せられました。
講座の前半では、「心のデトックスワークシート」や「家族の片づけタイプチェック(利き脳診断)」を通して、自分や家族の“片づけの考え方の違い”を見える化。利き脳の違いを楽しみながら学ぶ様子が見られました。
後半は、いよいよ親子でお片づけ実践タイム。講師のやさしく温かい声かけに促され、子どもたちが自分からおもちゃを片づける姿が印象的でした。講師の声のかけ方や褒め方、指示の出し方など、保護者の方にとっても学びの多い時間となりました。
今回の講座を通じて、「片づけ=面倒なこと」から「家族で楽しむコミュニケーション」へと意識が変わるとともに、家事を“チーム戦”ととらえ、家族みんなで取り組む大切さを実感できるきっかけとなったことと思います。

講師の後藤青葉さん

受講の様子

子どもたちに片づけのやり方を説明する後藤さん

自ら進んでお片づけに取り組みました
〇自分の利き脳タイプから片づけを考えるやりかたが腑におちた。実践もあり分かりやすかった。夫と片づけ方についてケンカすることも多いので、利き脳診断を家でもやってみようと思った。
〇子どもに「片づけて!!」と言ってもうまくいかず、何が伝わっていないのかと悩んでいましたが、コツやきっかけを学ぶことができました。
〇子どもにわかりやすく、具体的に、自分で考えて片づけや収納ができるように、伝え方を工夫してみようと思います。
〇”家事は手段であって目的ではない”という言葉が印象的でした。子どもたちの実践では、「分ける」ことでとてもスムーズにお片づけできていたので、家でもやってみようと思います!

9月2日(火)、3日(水)、9日(火)、17日(水)の4日間にわたり、酒田市立第四中学校の3年生を対象に、男女共同参画社会やアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)について学ぶ出前講座を行いました。家庭科の授業の一環として実施し、講義とグループワークを通じて「思い込みにとらわれず、自分らしい未来を選ぶことの大切さ」について考えました。
前半の講義では、アンコンシャス・バイアスを切り口に、ジェンダー平等や多様性、今後の人生に役立つ男女共同参画の視点について学びました。後半のワークでは、「これアンコン!」の4コマ漫画(令和6年度に全国から募集したアンコンシャス・バイアスにまつわるエピソードを4コマ漫画にしたもの)を使って、グループごとに「漫画の中の思い込みについてどう思うか」「思い込み発言をどう言い換えたらよいか」などを話し合いました。
生徒の皆さんからは「男性か女性かで考えないで、一人の人間として見ることが大事」「家事は女性だけに任せずみんなでした方がいい」といった意見が出されるなど、性別にとらわれないジェンダー平等の考えが自然に語られていました。中には、「もしアンコンだと知らなければ当たり前だと思ってしまうところだった。今のうちに気づけてよかった」という声もあり、生徒の皆さんの確かな成長を感じられる場面がありました。また、周りの発言を促す生徒もいるなど、活発な意見交換が行われました。
今回の講座で取り扱ったアンコンシャス・バイアスの例は、中学生にとっては「どうしてそんな考えになるのか」と不思議に感じるものも多かったようですが、今後社会に出ていく中で、それらが今なお根強く残っている場面に出会うこともきっとあるでしょう。そんな時に、今回の講座を思い出して、「これは思い込みだ」「同じように考える必要はない」と気づき、自分も相手も大切にしながらお互いを尊重する姿勢を持ち続けていってほしいと思います。
酒田市立第四中学校の生徒の皆さん
〇アンコンシャスバイアス(ジェンダー平等、多様性)が自分の中ではできていると思っていましたが、例などを見て自分でも思い込んでいたことや共感できることがあって、身近には未だそういった思い込みがあることを知りました。このような思い込みを減らすために、今からでも、自分らしさやその人らしさを大切にする考えを持って生活したり、自分の考えは本当にあっているか考えてみたりして皆が生活しやすいより良い社会を目指していきたいです。今回の学びを自分の将来にもつなげていきたいです。
〇アンコンシャスバイアスをなくすために、もっと他の人の立場にたつことが大切だなと思った。
〇「それが当然だ」とか「そうだろう」などと決めつけたり、聞いてもいないのに勝手に判断することで、誰かを傷つけてしまうことがあるんだなと思いました。
〇知らないうちに思い込んでいた事があると分かった。思い込みが自分の選択肢を狭めていることがわかったので、色々な視点を持とうと思った。

「LGBTQ+&SOGI講座」チラシ(酒田東高等学校)
誰もが性別に関わりなく、ひとりの人間として尊重される男女共同参画社会づくりの一環として、7月9日(水曜)に、酒田東高等学校さんにおいて、2学年173名を対象に「LGBTQ+&SOGI講座」~当事者と学ぼう~を開催しました。講師に、ボランティアサークル「スクーバ!」代表で LGBTQA当事者のカナグスさんをお迎えしました。
講師のカナグスさんは、当事者の視点から「LGBTQ+」と「SOGI」について、学生の皆さんが理解しやすいように、ご自身のことにも触れながら丁寧に語りかけ、非常にわかりやすく解説しました。学生の皆さんは、性の多様性について正確な知識を得て理解を深めるとともに、一人ひとりの人権を尊重する大切さを学ぶことができました。
また、これから進学したり社会に出てそれぞれの人生を歩んでいくなかで、互いを尊重し合える、誰もが生きやすい社会を創っていくことにつながるとても良い機会になったことと思います。

講師のカナグス氏

酒田東高等学校2学年の生徒の皆さん
〇正しい知識を得ることの大切さがわかった。
〇実際に当事者から聞くことで、困難さや、日本の性への対応の遅さについて知ることができました。
〇様々な問題に柔軟に対応できるように、法律も変えていくべきだと思った。
〇性的マイノリティと性的マジョリティは少数派と多数派で分けられているものだと思ってしまっていた。実際は、マイノリティとはある集団の中で平等に接してもらえないことを意味することがわかった。

デートDV防止講座チラシ(酒田西高等学校)表

デートDV防止講座チラシ(酒田西高等学校)裏

デートDV防止講座チラシ(酒田南高等学校)表

デートDV防止講座チラシ(酒田南高等学校)裏
深刻な社会問題になっているデートDVについて、学生を対象に意識啓発を行い、知識の普及と防止を目的に、「デートDV防止講座」~お互いを大切にする関係とは~を開催しました。今年度は、酒田西高等学校さんと酒田南高等学校さんの2校と共催しました。講師に、山形県男女共同参画推進員の安田綾子さんをお迎えしました。
酒田西高等学校 日時:令和7年6月5日(木曜) 対象者:1学年(95人)
酒田南高等学校 日時:令和7年7月1日(火曜) 対象者:2学年(220人)
講師の安田綾子さんは、デートDV防止の基礎知識について動画を交えてとてもわかりやすく説明しました。また、DV防止法と犯罪にもつながることに触れ、自分を大切にすること、自分と向き合う習慣をつけること、自分軸を大切にすること等、随所に熱いメッセージがありました。参加した学生の皆さんは、日々の学校や家庭での生活で、また、これから進学や就職しそれぞれの人生で様々な人と関わる中で、人と人とのより良い関係性を築くために必要な大切なことを考える良い機会になったことと思います。

酒田西高等学校(生徒の皆さま)

酒田西高等学校(ロールプレイの様子)

酒田南高等学校(生徒の皆さま)

酒田南高等学校(ロールプレイの様子)
〇自分が思っているよりも、身近なことだということがわかりました。
〇いつでも正確な判断ができるようにすること、自分を大切にすることを心がけたいと思いました。
〇自分も相手も傷つけない人付き合いをしていきたいと思いました。
〇自分の行動を見直せるいい機会になりました。
〇今日学んだ知識を、今後に活かしていきたいと思いました。
〇自分に自信がなく、他人軸にしているところがあったので、自分軸にしていけるようにしたいです。


令和7年5月8日(木曜)~12日(月曜)に、酒田駅前交流拠点施設 ミライニで、6月20日(金曜)~7月1日(火曜)には、男女共同参画週間に合わせ、市役所1階フリースペースで、「これアンコン!」企画展を開催しました。
令和6年度の「これアンコン!」経験談募集で全国から寄せられた、「これアンコン!」なエピソード(身の回りでアンコンシャス・バイアスを感じたエピソード)を、イラストを交えた4コマ漫画にして多数展示したこの企画。実施期間中は多数の市民が足を止め、熱心に展示に見入る様子が見られました。自分や他者の無意識の思い込みに気づき、アンコンシャス・バイアスについての理解を深めるきっかけになったことと思います。
また、今年度の男女共同参画週間のテーマは「誰でも、どこでも、自分らしく」。啓発展示では、性別にとらわれず、一人ひとりが尊重される社会を目指して、男女共同参画社会基本法、アンコンシャス・バイアス、家事シェア、性の多様性などに関する各種データやコラムを紹介しました。
酒田市では今後も、男女共同参画社会の実現に向けた各種取り組みを通じて、市民の皆さまへの啓発活動を進めてまいります。

ミライニでの展示の様子

市役所1階フリースペースでの展示の様子
令和7年6月7日(土曜)に、ウィズ講座「”気づき”で広がる!あなたのミライ~今からできる 思い込みを減らすコツ~」を開催しました。講師には、合同会社work life shiftの代表である伊藤麻衣子さんをお迎えしました。
当日は、インポスター症候群や認知スキーマなど、私たちの思い込みや無意識の偏りに関する専門的なお話を、日常生活に落とし込んで分かりやすくご紹介いただきました。
また、講座の後半では、酒田市で作成した「これアンコン!4コマ漫画」を使用したグループワークを行いました。参加者は、4コマ漫画の事例を通して、自分や周りの思い込みに向き合い、その思い込みにどう対処したらよいのか、どう言い換えたら相手を嫌な気持ちにしないのかなどについて話し合いました。講師が各テーブルを回り、声をかけながら話しやすい雰囲気を作ってくださったこともあり、活発な意見交換が行われました。
講座の最後には、各グループで出た意見や感想をみんなでギャラリーウォーク。「たしかに!」「これわかる!」などの声が飛びかい、とても充実した時間となりました。
講座の中でも特に印象的だったのが、伊藤さんの「思い込みは完全に消せるものではない。だからこそ、自分の感じたことをアイメッセージで伝えることが大切」というお話です。違いを認め合いながら対話する大切さを、多くの参加者が実感できたようでした。

講師の伊藤麻衣子氏

各テーブルを回って声をかける伊藤さん

ギャラリーウォークの様子

共感する言葉にいいねシールを貼りました
〇みんな、いろいろな考え方があり、少なからず決めつけや思い込みが生活の中にひそんでいるなと感じました。
〇相手に強制するのではなく、まず、「ありがとう」と感謝の言葉を伝えた上で、思いを話してみる、という実例が勉強になりました。
〇たくさんの話や考え方を聞けて面白かった。バイアスがあることを悪いと思わなくていいと聞き、受け入れていいんだと安心できました。
市民部 共生社会課 男女共同参画・多文化共生係
〒998-0044 酒田市中町三丁目4-5 交流ひろば内
電話:0234-21-0826 ファックス:0234-26-5617