更新日:2024年9月2日
7月25日の豪雨災害により亡くなられた方のご冥福を心からお祈りするとともに、被災された全ての皆さまにあらためて衷心よりお見舞いを申し上げます。
発災から約1か月が経ちましたが、8月23日現在も49人の市民が5か所の避難所で避難生活を余儀なくされています。観音寺地区の一部・大沢地区では発災以来断水が続き、現在も13軒で復旧していません。避難所にいる方だけでなく親類宅に身を寄せる方なども含め被災した方々は、猛暑の中、被災家屋の清掃・片付けを続けながら、今後の生活再建の道筋を悩み、探っています。
そんな被災した方々を支えるため、前号でもふれたように、市内外の多くの方々が昼夜を問わず被災地区で活動し、また義援金を届けてくださっています。ここでは紹介しきれないほど多くの団体・人々のご支援に対し、あらためて感謝いたします。
自宅のある地区とは別の地区の公営・民間住宅に仮住まいを始めた方や、農地の復旧に長期間を要する方など、被災した方々が生活を安定させるには未だ多くの時間と支援が必要です。同じ酒田市民として、大変な思いをしている市民がいることを忘れずに毎日を過ごしていけたらと思います。
災害ボランティア活動は引き続き必要とされていますし「被災した市民を地域で温かく迎え入れる」「市民の安全・安心のため、これまでどおり地域の活動を継続する」なども大事な支援だと思います。また、風評被害を防止するため、酒田の観光や特産品などをPRし、経済活動をより一層活発にしていくことも重要です。それぞれのスタイルで「応援」「連帯」の気持ちを表していけたら、酒田は温かく住みよいまちになると思っています。
令和6年8月25日
酒田市長 矢口 明子
総務部市長公室
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