7月25日からの大雨による災害発生から3か月が経ちました。これまで復旧・復興のため力を尽くしてきた被災者の皆さま、支援者の皆さまに心から敬意と感謝の意を表します。特に、被災された方々への支援活動のため、約7,000人の災害ボランティアの方々が尽力してくださいましたことに重ねて感謝申し上げます。
9月末に市内の全ての避難所が閉鎖したのを機に酒田市災害対策本部を廃止し、10月1日から大雨災害復興本部を設置しました。道路・河川・農地などのインフラの本復旧と、被災者の生活支援を全庁横断的に進めているところです。特に、生活支援については、11月1日に酒田市被災者生活支援・地域支え合いセンターを新たに設け、被災した方々がそれぞれの環境で孤立せず安心して生活できるよう訪問、見守り、相談支援などを行うとともに、災害ボランティア活動を引き継いでいます。
なお、園舎が被災した市立八幡保育園の園児は、現在市立松山保育園に通っていますが、令和7年2月から八幡保育園に通うことができるよう、園舎の復旧を進めています。
被災者の皆さまには、困りごとや心細いことがありましたら、周囲の方や市内各種相談窓口（本紙毎月16日号に掲載）に遠慮なく相談してください。そして、市民の皆さまには、新たな環境で生活を始めた被災者の皆さまを温かく迎えてくださいますよう、よろしくお願いいたします。

令和6年11月1日
酒田市長　矢口 明子

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