更新日:2024年7月31日
この度の豪雨災害により被害を受けた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
濁流が押し寄せる中で、恐怖とたたかいながら命を守った皆様のお気持ちはいかばかりかとお察しするとともに、「逃げて助かってくれてありがとう」という私の気持ちをお伝えしたいと思います。
そして、行方不明者の1名の方の捜索について本日進展があり、一日も早く確認されることをお祈りするとともに、自らが被災しながらも地域のために活動や仕事を継続している方々に心から敬意を表します。
7月25日の発災から約1週間が経ち、被災地・被災者の状況は日々刻々と変わっていますが、31日現在で100名弱の市民が市内6か所の避難所(西荒瀬、一條、大沢、日向、松嶺、内郷の各コミセン)に避難しています。甚大な被害を受けた八幡・大沢地区では、道路・水道・電気等インフラの早期復旧と被災者の安全確保に全力を上げており、また大沢地区を含む市内被災地区では、被災家屋等の片づけ、安全な住まい確保に向けた準備、そのために必要な罹災証明書の手続き等が進められています。最新の情報は、酒田市役所公式HPやSNSで確認して頂ければと思います。
発災以来、多くの市民・国民から支援を頂いてきました。陸上自衛隊、国土交通省等国の機関、山形県、警察、消防、消防団、道路・電気・水道等インフラ事業者、様々な形で被災者を支援している地元及び全国のボランティア等(支援を申し出ている団体を含む)をはじめ、ここには書ききれないほど多くの皆様のご支援に深く感謝いたします。
なお、酒田市民が安心・安全に生活していくためには、直接的な復旧・復興業務以外にも大事なことがたくさんあると思います。夏休みに入ったこどもたちの支援や、市民生活の基盤である経済活動の強化など、これまで通り活動できる方はぜひ活動を継続して頂きたいと思います。
今後とも「二次災害を起こさない」「災害関連死を出さない」「社員(職員)の過労死を出さない」ことを目標に、市民の皆様、そして全国の支援者と協力して、被災者の支援と被災地の復旧・復興に力を尽くしてまいります。
令和6年7月31日
山形県酒田市長 矢口明子
総務部市長公室
〒998-8540 酒田市本町二丁目2-45
電話:0234-22-5111 ファックス:0234-26-3688