更新日:2020年3月26日
現在酒田駅前再開発地区において建設中である公共施設の新たな名称とロゴデザイン、先行オープン日が決定し、令和2年3月26日に記者会見で発表しました。
名称とロゴデザインについては、令和元年7月から12月までの期間で、東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィックデザイン学科(学科長・原高史教授)の学生プロジェクトから制作していただきました。
名称とロゴデザインは、芸工大プロジェクトメンバーが市内高校生とのディスカッションや市長・教育長との懇談等を経て、酒田市への思いと酒田駅前施設に対する期待を込めた複数案を提案し、その中から市長が選定したものです。
ロゴデザインは、「本」「船」「芽吹き」「鳥」「灯台」の5つのモチーフを一体化させたデザインです。
記者会見では、複合施設棟(A棟)民間事業者のロゴデザインも併せて発表されました。
これまで「(仮称)酒田市コミュニケーションポート」としていた名称は、新たに「ミライニ」にいう名称になります。「ミライニ」という言葉は、「未来に」向かう、「未来に」はばたく、目線を上にして前に進むようなポジティブなイメージを与えます。ここから始まる、酒田から「未来に」向かって発信していくという、未来への期待が込められています。
ロゴデザインは、芸工大学生プロジェクトの提案の中から、「本」「船」「芽吹き」「鳥」「灯台」の5つのモチーフを一体化させたシンボルであるデザインが市長によって選ばれました。
「賑わいと交流」といった施設理念と共に、図書館という社会教育施設として、対話をしながら学び、未来で活躍していく人を育てる施設であること、灯台のように市民の導きになるような、そうした願い、イメージを形にしたものです。
「ミライニ」という名称とこのロゴデザインが、市民の皆様に浸透して、親しまれ愛される施設になることを期待しています。
「ミライニ」のロゴデザイン
ロゴデザインのコンセプト
駅前再開発複合施設棟(A棟)を、令和2年11月3日火曜日(文化の日)にオープンします。
上記は、グランドオープン後の外観予想図
制作を進めてきた愛称とロゴデザインについて、令和元年12月2日月曜日に、東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィックデザイン学科(原高史教授・学科長、須藤鈴架副手、学生3名)から、酒田市長に対してデザインのプレゼンテーションが行われました。
芸工大プロジェクトでは、学生らがこれまでネーミング約300案、ロゴデザイン約160案を検討し、そこからネーミングを3案、ロゴデザインを4案に絞り、市長に提案。市長はそれぞれのデザインコンセプト等の説明に耳を傾け、悩みながらも名称とロゴデザインをそれぞれ1案を選びました。
選ばれたデザインは、更なるブラッシュアップを行って、正式決定後に発表することになります。
駅前公共施設の愛称・ロゴデザイン検討の一環として、令和元年10月4日金曜日に、東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィックデザイン学科(原高史教授・学科長、須藤鈴架副手、学生2名)、酒田市(市長、副市長、教育長、関係部課長・職員)による面談が行われ、意見を交わしました。
市長からは、「酒田には港があって、港を使って人と物が行き来して街が発展してきた。そういう歴史を踏まえて、酒田らしさでもって、人が育つ場所になってもらいたい」など、駅前公共施設に対する思いと期待が伝えられました。
面談を終えた原教授と学生の皆さんは、市長や教育長が駅前施設にかける期待と熱い思いを感じてもらえたようで、今後の制作活動に弾みをつける会となりました。
(仮称)酒田市コミュニケーションポートの基本理念の実現と、市民に親しまれ愛される施設を目指し、イメージアップや認知度の拡大を図るため、現在、愛称・ロゴの制作を進めています。
制作については、県内唯一の芸術系高等教育機関であり、ネームングやロゴデザイン等において実績を有している東北芸術工科大学(デザイン工学部グラフィックデザイン学科)に依頼しています。
9/14の東北芸術工科大学と市担当者との打合せ風景。市から施設コンセプト等の説明を行いました。
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企画部 都市デザイン課 まちなかデザイン係
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